度々旅
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2003年02月15日(土) 散歩

 天気が良かったので、隣の駅まで歩いてみた。途中までは行ったことがあったのだけれど、道がカーブになっているので、その先が見えていなかった。だから、隣の駅まではもっと距離があるのだろうと思っていたら、なんだそのカーブを行ったらすぐだったのね。
 目的なく歩くのは結構好きだ。昔は、親とケンカするとよく歩いていた。夜、土手を腹をたてて歩いていると、どうして自分が腹を立てていたのか忘れてしまう。母親の実家に帰ったときも、駅で親とケンカし車を降りた。祖父の家から近くの駅まではいつも車だった。だから車を降りた時、しまった・・・と思った。祖父の家までの道がわからない。車から見ていた断片的な景色を頼りに、犬と夜の道をてくてく歩いた。
 間違って、港に出てしまったり、有料橋に出てしまったり。犬の帰省本能ってやつに頼ろうとも思ったけれど、犬が選ぶ道はことごとく間違っているし。。。知らない夜道は少し怖かったので、横断歩道に置いてあった、黄色い旗を勝手に拝借し、それを振りながら歩いていた。途中、車から知らない男の子たちが声をかけてきたけれど、その旗をふってみたらどこかへ行ってしまった。ああ。なんで財布も携帯も車の中に置いてきてしまったんだろう、っていうかなんでケンカしたんだ?と思いながら、歩き続け、祖父の家にやっとの思いでついた頃には、すっかりケンカの理由は忘れていた。
 私が迷子になっていた間、親はさすがに数時間帰ってこないし、夜だし、知らない場所だしということで、駅から祖父の家までの道沿いにある交番に、あたしと犬が通らなかったか聞きに行ったらしいが、いい年した人間が迷子ってことはないだろうと笑われたらしい。そりゃそうだ。
 そんなことを思い出しながら、昼間の腹を立てていない散歩もなかなか楽しいなぁと思うのでした。
 


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