猫頭の毒読書日記
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2006年03月19日(日) コンパス・ローズ

ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』角川書店2004年
薔薇の象徴の関係3つ

1)「ローズラインという語に子午線という意味がほんとにあるのかどうか?」
2) 羅針盤を「コンパス・ローズ」と呼ぶのかどうか
3) 「薔薇の木の下で」
4)薔薇十字

写真サイト
http://www.davidphenry.com/Paris/paris157.htm

1は無い(?)ようで、2はあるということのようだ。
DELさんの話は↓
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 パリ子午線の測量がなされたのは19世紀のはじめです(フランソワ・アラゴがやった)。そのときすでにパリ天文台はありました。その後、ざっと八十年ほど、パリ子午線が世界標準でしたが、その後、グリニッジにその座を奪われる
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コンパス・ローズcompass roseという言葉はあるようですね
http://www.oceandictionary.net/ejco.html
[海図上に記載されている]コンパス・ローズ、[コンパスの]目盛り盤・方位目盛:
ローズの方も
rose: n.海図上に記載されている羅針盤(→ compass rose); 放射線状に描いた図形; ごみ除け箱.

子午線はこれだけだけど↓
shigosen子午線: meridian/adj.子午線の; 正中(せいちゅう)の、真昼の meridian/真昼、正午 midday/本初子午線prime meridian/子午線高度meridian altitude/[天体]子午線通過時→正中時/子午面循環meridional circulation.

羅針盤の線のようなものを意味させたかったのでしょうかね
小説家は造語家であってもいい、わくわくさせる分はよしです。
(話はとてもオーソドックスだと思うけど)
薔薇十字はま。とにかく、あとは「薔薇の木の下で」〜〜



以下検索をおいておきます
????????
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http://www5a.biglobe.ne.jp/~kaempfer/k-hanashi/kamishibai/kamishibai22.htm

北を表す矢印とともに十六の方位などをしめしたマークが、地図のあちこちに書かれています。
 このマークのことが、花びらのような形であることから、バラのことをいう「コンパスローズ」あるいは
「ウィンドローズ(「風の薔薇」)」とよびました。
>  パリ6区にあるサン・シュルピス教会は、ベストセラー小説「ダ・ヴィンチ・コード」
(ロン・ハワード監督によって映画化予定)の舞台の1つとして一躍観光名所になっているが、
最近、教会の中に「小説の記述はでっち上げ」という主旨の声明文が設置されて話題を呼んでいる。
>
>  この教会には、18世紀に設置された真ちゅうの子午線とオベリスクがある。
「この子午線は異教徒の寺院の名残とは無関係だし、
この場所にそのような寺院が存在した事実もない。ローズラインという呼び名でこの線が呼ばれたこともない。
創造主である神が時を支配するということ以外に、この線には神秘的な意味は全くない」。
「教会の小さな円い窓にある、“P”と“S”の文字は、教会の守護聖人である“Peter”及び“Sulpice”を指すものであり、想像上の“Priory of Sion(シオン修道院)”を意味するものではない」

 ローズラインとは3个らいの正確に南北に走る真鍮の線。実は過去、パリの子午線で、右翼の四角いプレートから始まり祭壇を突っ切り、左翼の隅にあるオベリスクまで続いている。厳密に言うとオベリスクを垂直に上り、その頂点まで。

教会の中のオベリスクはグノモンといいかつては日時計であった。
サン・シュルピスはその上に建てられた教会なのである。何故建設の時に壊さず、異教の印を残したのか?中世はキリスト教世界以外の文化を封じようと異端審問までやったわけだから…不思議だ。

薔薇と羅針盤
この南北に走る線はローズ・ラインと呼ばれている。何世紀ものあいだ、薔薇は地図や、正しい方向へ人々を導くものの象徴だった。
羅針盤はほとんどの地図に描かれて、東西南北を指し示しているが、元来は"風の薔薇"として知られ、三十二の風向きを表していた。

主要な八方位を基準とし、十六方向、三十二方と細分したものである。円の上に図示すると、三十二個の頂点のなす形が、三十二枚の花弁を持つ伝統的な薔薇の模様によく似て見える。今日でもコンパス・ローズは航海の基本とされており、北側の先端には矢じりまたは百合の花の紋章が描かれている。
 
地球上において、ローズ・ラインは―子午線あるいは経線とも呼ばれるものは―北極と南極を結ぶ想像上の線である。北極と南極をつなぐ線は地球上のあらゆる点から引けるので、当然ながらローズ・ラインは無数にある。昔の航海者たちの頭を悩ませたのは、それらの線のどれを真のローズ・ライン―経度ゼロの線―と呼ぶか、あらゆる経度を計測するための基準線をどこに置くかということだった。
 現在その線はイギリスのグリニッジにある。
 しかし、当初からそこにあったわけではない。
 世界共通の本初子午線の基点としてグリニッジ天文台が公認される以前、フランス人にとってのゼロ度の経線はパリのサン・シュルピス教会を通っていた。真鍮の標線はその事実を記念したものであり、一八八四年にグリニッジにその名誉を奪われたものの、元来のローズ・ラインとしていまも残っている。



「コンパス・ローズ 」という名の本あり
著者名 アーシュラ・K・ル・グイン 出版社 サンリオ

本書は、『風の十二方位』に続く、ル=グイン待望の第二短編集であり、SF、ファンタジー、普通小説をまたにかけた
ル=グインの豊饒な作品世界への格好の手引きであり、混沌たる精神の海へ船出する若き航海者たちコンパスに贈られた
羅針盤であり、美しい一輪の薔薇でもあるだろう。

 「伊能図(いのうず)」にもこれが、書かれています。
「コンパスローズ」
コンパス・ローズ(compass rose

http://homepage2.nifty.com/arumukos/unnk/ntclchrt3.html

「キリスト教伝説」「聖杯伝説」
その真実に迫るために連載していくいろんな謎解き。
サングリアルは、サンとグリアル?
サングとリアル?

ローズライン、ロスリン…

教会の内部を南北に走る,旧子午線.いわゆるローズライン(Rose Line).線は金色で着色されている.右:他の観光客もこのRose Line(中央の白色のモニュメント)を見にやってきていた.あるガイドブックによれば,「ローズライン,知らなかったら床のつなぎ目」

この南北に走る線はローズ・ラインと呼ばれている。何世紀ものあいだ、薔薇(ばら)は地図や、正しい方向へ人々を導くものの象徴だった。羅針図(コンパス・ローズ)はほとんどの地図に描かれて、東西南北を指し示しているが、元来は“風の薔薇(ウインド・ロース)”として知られ、三十二の風向きを表していた。主要な八方位を基準とし、十六方、三十二方と細分したものである。円の上に図示すると、三十二個の頂点のなす形が、三十二枚の花弁をもつ伝統的な薔薇の模様によく似て見える。今日でもコンパス・ローズは航海の基本とされており、北側の先端には矢じりまたは百合の花(フルール・ド・リス)の紋章が描かれている。

真のローズ・ライン――経度ゼロの線――と呼ぶか、あらゆる経度を計測するための基準線をどこに置くか
現在その線はイギリスのグリニッジにある。

しかし、当初からそこにあったわけではない。

22世界共通の本初子午線の基点としてグリニッジ天文台が公認される以前、フランス人にとってのゼロ度の経線はパリのサン・シュルピス教会を通っていた。真鍮の標識はその事実を記念したものであり、1884年にグリニッジにその名誉を奪われたものの、元来のローズ・ラインとしていまも残っている。
http://www.oceandictionary.net/jesha.html


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