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アブノーマルな男たち  2003年06月15日(日)


そう、わたしたちの予感は的中していたのだ。


ショックだった。
目の前に大きな岩が落とされたような・・・気持ち。


予備校日本人講師と白人金髪大学講師。
双方とも教える立場の人間が、ノーマルじゃないというのが、
16才のわたしにはかなりの打撃だったのだと思う。


でも、わたしには彼女以上にショックを受けた理由があった。


彼女には言わなかったけど、

その外人は、わたしの父の知り合いだったのだ。
だからわたしは、その名前に親しみがあった。


もっとも父からは、仕事関係で面白いアメリカ人がいる、
と話を聞かされていたんだけど。


父が教えてくれたのは、

女子学生たちには見向きもせず、
キャーキャーいわれてもらったプレゼントは
父の目の前で開封もされず、ゴミ箱行きになっていた、とか。

女の子には、それでもまんざらでもないような接し方をつづけていて、
裏では舌を出している、とか。

それでもって、
かわいい日本人の男子学生には、妙に親切に教えている、とか。
(常に体の1部に触わりながら教える!?らしい・・・)


親戚のお兄ちゃんも迷惑しているという?!金髪白人講師が
まさか、その人が、同級生のお兄ちゃんの同棲相手と同一人物だったとは・・・


たぶん、この一件でわたしは何か突き抜けたとおもう。
ブレイクスルー?!かな?


教師なんて、聖職じゃない、性色だろうっ・・・


少女の憧れであるインテリ&ハンサム男たちは、女には興味ないのだ。


そう、


男って、期待するほどのものじゃない。



16才ノーマルなわたしにはまだ、同性愛者を理解できなかった。

だからそれがきっかで、






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