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2004年02月07日(土)
道路で まるく なって 眠っている 猫をみつけた。
自転車を 降りて 近づく。
どうやら よく 眠っているようで 私の気配にも 気が付いていない。
バターを溶かしたような 日の光を受けて 気持ちよさそうに目を細める猫。
少しだけ ためらいつつ 腹のあたりに 中指とひさし指を置く。
ビクっと 首をもたげ 私を見る猫。
数秒間 見つめ合う。
何事もなかったように 首を下ろす猫。
それを 見計らって 耳のあたりに 手を伸ばす私。
触った瞬間 チロリと こちらを 見るものの 特に抵抗しようとしない。
首の下に手をやると ふっくりとした 肉の重み。
随分いいものを 食べているのだ、毛並みといい つやといい 体格といい
この辺の たまに見る やせ細った 猫とは 違う。
まぁ だいたい 道路で眠っていたあたりからして
用心がないというのか
ふてぶてしいと いうのか。
ふと思い立ち ジーンズをはいていたのを良いことに
こしを下ろし 猫を抱き寄せる。
迷惑そうなのに 抵抗するのさえ 面倒なのか
特に暴れず 腕に収まる。
二の腕のあたりに 顔を置き 前足を お腹のあたりに でれんと投げ出し
なんだか えらそうに 眠りつづけようとする猫。
ふと 「子どもみたい」と思い 妙に納得してニヤリと笑ってしまった。
数分 猫と 日向ぼっこ。
「さてと」とこしをあげ 膝から ゆっくりと 降ろし
自転車に またがる私。
まだ 猫は眠気があるのか でろんとした体は
下ろしたところから 動こうとしない
仕方なく人様の 邪魔にならぬよう 道の脇に退けて 猫を降ろす。
春 近し かな?
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