|
2002年10月29日(火)
アルコールの香りが満ちた部屋。 ちょっとだけ重苦しくて、白衣の白々しさが甘美。
そんなコトを思いながら、 左腕に当てられた針は上澄みを拭うような 不透明さで皮膚を、ツラヌイタ。
「ちょっとチクリ!としますからね〜〜。」 どうして医者は、いつも同じ台詞なのだ。 飽き飽きしてるぜぇ?的視線を送る私。
集合時刻に30分遅れ、 集合場所に45分遅刻。 それでも、誰も何にも言わない。 気楽だが、いい加減さが意味もなく不安を増殖させた。
受付係は、肌色のヨレたスーツを着た中年男。 終始ニヤつく口元の緩い人、「牛の反芻」を連想させる。
受付を手早く済ませ中に入ると、 ガッカリした。
看護婦さんが、いないっ!。
ピンクとか水色とかの服を着た←妄想? 可愛らしい看護婦さんの一人くらい、ねぇ・・。
しかも、みーんな私服。白衣さえ着とていなかった。 変だ、変だよ、この構図。←ココロの叫び。 こんなトコロで注射されていいのか!いや、いけない。 など、バカなコトが頭の中で蠢きながらもオテガル問診を済ませ 注射の二文字が書かれた紙の前に立つ。
打ってる人は2人。
オジサンとオニーサン、 その横にアシスタント役を務めるオネーサンが一人。 このアシスタント役の仕事は針に液を詰めて 手早く注射器を用意することのようだ。
にしても、このオネーサン少々要領が悪い。 別に不器用というわけでもナイが、押さえたいトコロを ことごとく落とすタイプだ。 (空回りタイプの私よりは、カナリましだけどさ)
私が待つ間も、詰めたばかりの注射機を ポトポトと2、3本落としていた。
私が男だったら、たぶん声をかけてたはず。 「ダイジョウブですか?」とかなんとか言って、 注射器を笑顔で拾うだろう。
わずかな妄想タイムのうちに注射は打たれ 私は解放された。
六年ぶりの注射打ち。 よく考えたら、小学生が入学して卒業しちゃうくらい、 受けてなかったんだ、なんてくだらないコト思ふ。
〜おまけ〜 打たれてから1時間もしない内に、 腕がミルミル腫れた。、昼ご飯もソコソコに切り上げ、 保健室に向かった。うちの大学に2人保健婦さんがいる。
今回は若い方のオネーサンだった。 腫れの原因は、注射前のアルコール脱脂綿だそうな。 拭けば治る、ということで胸を撫でおろす私。 (生来、小心モノでね) お湯を浸したガーゼで何度も拭って、 その後は何事もなかったように腕は常を取り戻した。
ただ保健婦のオネーサンも然り、 どうして女性に介抱されるのは あんなに、恥ずかしいのだろう。
入室の勢いはすぐに萎み、 介抱中とにかく逃げたくて堪らなかった。 なぜに、そうなるか、ジブンでもよくわからない。 不可解な行動。
もしかして、腕の裏って、 ちょっとした性感帯かもしれないやぁ・・。
と結論付けてみたり。
|
|
|