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Nekomar's Diary

2008年05月29日(木) 2人の授業参観

今年度初めての、授業参観。
何度か書いている通り、のんとむつの学校は、フリー参観と言って
その日一日、いつでも、誰でも、自由に見学できる仕組み。

そして、今回はのんとむつ。両方の授業に行かねばならない。

のんとむつに、自分たちのオススメの授業を聞いてみた。
「見て欲しいと思うのは、なに?」

のんはそう言う質問だと非常に張り切る。
時間割を見ながら、この時間はこれで、こうするし、
この時間はこれだし…と言って、結局全部になる。

むつは?
……なにも考えてないらしい。やっぱり。
1時間目はなになの?と聞いても「よくわかんない」
・・・。
いやいやいや。きっと、のんも1年生の時はこんな感じだった…はず……。
かなぁ・・・。


さて。
まずは3年生の参観へ。
算数の時間だ。「かさ」の勉強。ビーカーを使って計りながら
足したり、引いたり。
のんは…一番前の席だ。ビシッと背筋を伸ばして、ノートをとっている。
先生が「分かる人」というとピッ!と手を挙げる。
おおお。
すげぇ。

問題を解き始める時間をきっかけに、今度はむつのクラスへ。
こちらは、国語の授業。
きょうは・・・「か」のつく字をあつめているらしい。
先生が「かぶとむし」とか「かみなり」とか、黒板に書いている。

子どもたちに発表させているらしく、
先生が一つ書くと「はい!はい!」と手が挙がる。

むつは…?

なんたること。
ぐにゃりとうしろをむいて、後ろの席の女の子となにやらしゃべって、
くすくす笑っている。
いや、とりあえずみんな口々に発表したり、
「ちがうー!」とか「しらないー」とか言っているから、
それほど目立つおしゃべりではない…けれど、
間違いなく、前を向いて真剣に話を聞く、考えるという態度ではない。

おまけになんと!!
いきなり、席をたって、すすすっと先生の横に。
えええええ?!なに?どうしたの?!
指名されたの?
と思ったら、先生の腕をとんとんとん、と叩き、
何事か耳元でささやいて・・・。
そして、いきなり廊下に出て来た。

なに?どういうこと?!と動揺する私を尻目に、
スキップでもしそうな勢いで、廊下を端に向かっていく。
・・・・トイレだ・・・。

思わず、ついていってしまった。
「むつ?トイレ?」
「そうだよー」

あっという間に出て来て、手を洗っている、むつ。

えっと・・・休み時間には行かなかったのかな?と聞くと、
「でも行きたくなっちゃったんだもん」
ええええーーーーー。

いいのか?いや、ダメなんだろうなぁ。
うーーーーーん!!


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