いつもの通りの木曜日。 のんは帰宅するなり、ばたばたと約束してあったお友達のところへ。 むつは何をしようかなー、などと言いながらふらふら。
しばらくむつと遊んで、17時近くになったので、 「のんちゃんを迎えに行ってくるね」と言って私は外へ。 マンションのすぐのところで遊んでいるはずなので、5分も留守にしない。
むつはびらびらとピアノ…否、キーボードを弾きながら、「いってらっしゃーい」
そして、のんと戻ってきてみたら。 「あー!むつちゃん、ねてるー!!」とのんが笑う。
見ると、見事に鍵盤の前にうつ伏して寝ている、むつ。 キーボードのある部屋は北側の一番寒い部屋なので、膝掛けをさせているのだが それを枕のようにして、まぁ、気持ち良さそうに。
最近昼寝もしてなかったしねぇ、などと言いながら、布団を敷いて むつを布団に寝かせる。 夕食は18時。 むつを起こすが・・・起きない。
ま、いいか。お腹がすいて起きてきたら、その時に。
風呂はほぼ19時。 もう一度むつを起こすが・・・。起きない。
あらららら。 ・・・ま、いいか。起きた時に考えよう。 などと言いながら、のんと風呂に入る。 二人きりで入るのは久しぶりか。
なにやらゆっくり語り合ってしまった。
もうすぐむつが一年生だね、と言う話題から始まった話だと思うが、 「むつちゃんは嘘をつくから、いや」と言う、のん。
「嘘って、どんな嘘?」と聞いてみる。
例えば、むつが知らないことをのんが言うと、「しってるよ!」とむつが言う。 ゲームで「こうやってするんだよ」と方法を教えると「わかるもん」 もしくは「できるもん」「このまえできたもん」とむつが言う。 だからいやだ、とのんが言う。
あーーー・・・。そうかーーー。うーーん。ウソ、かぁ。
確かに、教えようと思っているのにそんなあからさまに嘘を言われたら、 いやだろう。 わかるように、優しく言ってあげているのにね。
でも。でもね、のん。
そんな風に言いたくなっちゃうんだよ、きっと。 何もかも、のんが上で、何もかも、のんの方が上手に出来て、 何もかも「すごいね」と言われたら。
きっと、むつも「すごいね」って言われたいんだよ。
などと言う話をする。
むつのは、まだ「嘘」ではないと思う。 でも、嘘をつくようになるのは、残念なことだよね。 嘘をつく人は、どうして嘘をつくんだろう? きっと、弱くて、でもみんなに注目してほしい人なんじゃないかな、
などと言う話もする。
・・・のんがどこまでわかってくれたのか。 これから、のんはどんな風にむつを考え、接するか。 それはまだまだわからないけれど、 やっぱり、こんな風に1対1で話す時間って必要なものだなと 強く感じる。
ちなみに。 むつはその後も起きず。夕食も、風呂もなし。 いいのか?!むつ?!!
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