夕方から、もう、ぐったりするほどにのんを怒ってしまった。 なんだかんだと、ことごとく反抗し、 こちらの言うことを聞かず、 自分の要求ばかりしようとするんだもの。
あー。
今考えると、あそこまで真っ向から向かい合って怒らずに、 「何バカなこと言ってンのー、出来るわけないじゃーん、あははは!」 くらいにしておけば良かった。 失敗した。
こんな感じで、私がのんのことを怒り、説教して、 時には「外に出てもらおうか」などと真剣に言っていると、 むつが無駄に緊張する。 イヤ、むつのことを怒っているのではないのだが。
「お風呂に入りなさい」 「はい!」 「もう、でたら?」 「はい!」
むつがものすごい優等生になる。 (そして、さらにその態度がのんの気に入らない。)
結局、緊張したむつが布団にはいるとすぐに寝入ってしまい、 泣いて、怒った顔ののんだけが取りのこされた格好になった。
風呂に入って、頭を乾かす頃には、双方ともだいぶ落ちついたので、 「のんのことが好きだから、色んな事を教えたいと思うし、 間違っていることは知って欲しいんだよ」 などとゆっくり話をする。
わかったのか、わかっていないのか、 神妙な顔つきで頷く。
むつが寝てしまっているから、 のんと私、 布団に入ってからは、なぜか山手線の路線図を見ながら駅名の話。
ここの駅名はここと似ているとか、 ここの駅名は漢字で書けるだとか。
のん、山手線の駅名は順に全部言えるようになった。 「鉄」の道、まっしぐら。 いや、電車の見分けがまだまだだから、ダメか。
電車の話がひと区切りして、落ちついたところで就寝。
明日はイイ感じでありますように。 私も、落ちついて対応できますように。反省を込めて。
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