学校で役員の仕事。
11時集合で、むつは11時に帰ってくる。 保育園ではバス停の迎えも、昼ご飯もみてくれるので、 お願いするかどうか…とさんざん迷ったのだが、 今日の会合はそれほど時間がかからない、という話だったので 結局連れていくことにした。
明日、ちょっと長丁場の行事があるので、 連日保育園というのもくたびれるだろう、と判断したのだが…
……むつにとって、どちらがいいのか…… とても迷うところなのだ。
今日出席していた役員さんの中で、 やはり小さなお子さんを連れている方がいた。 1歳半くらいの男の子。
むつを見ると喜んで飛びついてきて、 「おねえちゃん、おねえちゃん」と寄ってくる。 (おねえちゃん、という言葉もママの通訳でわかるくらいの発音だが)
すっかり懐かれて、照れたように笑う、むつ。 ファーストフードのクーポン券と、落書き帳、マーカーなどを渡したら、 その子と一緒に何事か書いたり、破いたり。
あらまぁ、すっかりお姉さんじゃない。 …などと、むつを見ている場合じゃない。
とにかく新人なので、打ち合わせについていくのも必死である。 なにせ、子どもも新2年生で、「会議室に○時…」などと言われても、 会議室の場所すらままならない。
こんなことでいいのか。
ま、いいや。 終わってから担当の方にいろいろ質問。
その間にむつは、他のママに「可愛い〜」などと言われて、すっかりご機嫌。 とにかく「かわいい」と言われていれば、むつは満足らしい。 お菓子などもいただいて、さらにご機嫌。
帰宅して、2人で遅めの昼ご飯。 帰宅が遅くなることを見越して、むつの分は弁当を作っておいた。 「おかあちゃんの おべんとうが いちばんおいしい!」 などと、ツボを心得た発言をするむつ。
むつはとにかく、こういうところが上手いのだ。
明日は夕方までの会議。 明日はむつ、保育園にお願いしてある。
「あした、たのしみーー!!」と笑うむつ。
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