かねてから父ちゃんが「みんなで行ってみよう」と言っていた場所。 ラーメン屋さんと、駄菓子屋さん。
ラーメン屋さんは、もちろん今までも近所にあるお店に 4人で行ったことがあるのだが、 父ちゃんがいつも通勤のバイクで通る道に、 ひとつ、チェーン店が新しくできたという。
もう一箇所、駄菓子屋さん。 これは…実は、父ちゃんはこの地元で育っているので、 父ちゃんも小学生の頃に行った、駄菓子屋。 中に小さい鉄板のテーブルがあって、もんじゃが焼けるようになっている。 そのまんま、「下町の風景」。 例の「こち亀」の両さんの世界だ。
私が以前通っていたプールの行く道沿いなので、 前は何度も通っていたけれど、営業しているのかしていないのか 分からないたたずまいだった。 が、 ここ最近TVで何度か取り上げられているのを見て、 「営業しているのなら、のん&むつを連れて行きたい」と 父ちゃんが言い出した。
良く晴れた日曜日。
それでは、行きましょうか。 まずは昼ご飯前の時間から、自転車で、ラーメン屋さんを目指す。
ところがここは、遠い。 最近やっと自転車で行かれるようになった図書館が1.5ほどの位置だが、 それを通り越して、さらに1キロほど行くことになる。
むつを乗せた私の自転車、のんの自転車、父ちゃんの自転車…と、 3台列になって走るのだが、 のんの速度に合わせるから、あまり速く走るわけにいかない。
結局、20分以上かかってやっと到着。
むつ、最初家を出る時には 「なんでのんちゃんだけ!むつちゃんも、じてんしゃでいくのよー!」 などと怒って騒いでいたが、 2キロ過ぎたあたりで、私の後ろの座席で 「これはむちゃんや、いかれないね」 などと身の程を知った発言をして、大いに笑わせてくれた。
ラーメンの味は特筆すべきものではなかったので、割愛。 でも、のんは帰りも頑張って自転車を漕ぐ。
そして、午後は散歩がてら、駄菓子屋へ。 300円のもんじゃを、家族4人でつつく。
子どもたち、お好み焼き屋でもんじゃを食べたことはあるが、 それよりもずっと簡単な鉄板、具のほとんどはいっていないもんじゃ、 目の前で流れる様子を見て、楽しそう。
自転車をさんざん濃いで、歩いて、お腹も空いたのかバクバク食べる。 ま、おやつですから。
帰り道、少しだけ公園で遊ぶ。 小学生のお友だちが多い。 いつか、のんもお友だちと、今日の駄菓子屋に行ったりするのかしら。
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