昨夕、また少し熱が上がったむつ。 テンションは高いが食欲がない。 触るとほんのり、いつもより暖かい。
それが、今朝になってすっと熱が引いた。 手や首を触るとよくわかる。嗚呼、平熱だ。
朝食も「おなかちゅいた!」と、いつも通り平らげる。
……うーーーん、どう判断するべきか…。 どう見ても、これはすっかり元気…なんだけど、 とりあえず土日熱があったのは間違いないし、 今週はいろいろ予定が控えているので………。
考えた末、結局水曜日に行った小児科の薬も切れることだし、と 病院に連れて行くことに。
が、これがまたひと騒動。
というのも。 そろそろ、私が2人を自転車に乗せて走るのは限界。 そして、のんの補助なし自転車もだんだんに普通の道に慣れてきて、 ゆっくりだけれど、安全に走れるようになってきた。
練習も兼ねて、我が家から小児科くらいの道は、 のんと私の自転車を連ねて行きたい。
ちなみに、我が家←→小児科は、大人の徒歩で10分ほど。 我が家を出たすぐに幹線道路があり、そこは乗らせずに 自転車を押して歩かせるが、その後は比較的穏やかな住宅街を走るので 安心して走らせることが出来る。
よし、行くぞ。 と、なるのだが・・・・・・・。
おさまらないのは、むつ。
「どうちてよ!どうちて、のんちゃんだけ、じてんちゃよ!!」 怒る怒る。 自分も、自転車で行きたいという。 私の自転車に乗るのではなく、自分の補助つき自転車で行きたいという。
いやいやいやいや。 まだ、公道で2人をそれぞれ自転車に乗らせていくのは、あまりにも大変だ。
とにかく「のんは補助なしに乗れるようになったからね」の一点張りで、 むつも補助なしに乗れるようになったら、一緒に走れるよ、と 言い続けるのだが、 むつも混乱してきて、「むちゃんも、ほじょなちにのれる!!」などと言い張る。 「じゃあ乗ってみなさいよ」などと大人げないことも出来ず。
結局ほぼ無理矢理に私の自転車の後ろにむつを乗せ、 のんをひとりで自転車に乗らせて病院に向かったのだが、 私の後ろで念仏のように 「むちゃんものれるのに」 「どうちてよ」 「こんどたんぽぽぐみなのに」 「のんちゃんだけずるい」 などという言葉をエンドレスで発する、むつ。
病院で診察を終え(ちなみにやはりむつはナニゴトもなく…) 帰る道のりも、やはりずっとエンドレスでブツブツと言い続ける、むつ。
いやはや、大したもんだよ。元気だよ。それは認めるよ。むつ。
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