HOME


Nekomar's Diary

2006年03月17日(金) 卒園式

16日夜から、ものっっっすごい嵐。
「強風」なんてモンじゃない。台風のような雨、風。
朝は雨は上がっていたものの、すざまじい風が吹き荒れる。
(ニュースより)

うはーー。卒園式は、嵐の中か。
身の危険を感じるほどの風の中、来てくれたばあちゃんにむつをお願いし、
「いってらっしゃーい!」と送り出されて幼稚園へ。

かなり早めについたのだが、すでにお友だちはたくさん来ていて、
それぞれ先生と写真を撮ったり、お友だちと撮ったり。
式が始まるまでの間、親子ともども部屋で待機。

こうして遊んでいる姿を見ると、まだまだ幼くて、楽しそうで、
「これで幼稚園とお別れ」なんて言うに忍びない気がしてしまう。

学校に入る前の、…甘えて、ただただ遊んでいられて、楽しいだけの時間。
(ま、本人たちにはそうでもないこともあるんだろうけれど)
まだまだ、奪うには早すぎる気がする。

保護者はホールに上がり、式が始まる。
卒園児たちが入場してくる。

まずは保育証書の授与。
3クラスあるけれど、3年間過ごすとほとんどの子は知っているものだ。
ああ、あの子も、あの子も。
あの時泣いていたあの子も、よく遊んだあの子も、みんな卒園だ。
何度も練習したのだろう、
みんなしっかり大きな声で返事をして、決められた通りの動作をして、
しっかり受けとっている。

立派になったなぁ。やっぱり、今日で卒園なのだ。

そして、無事にのんは精勤賞を授与された。
ホッ。
よく頑張ったねぇ。

挨拶や、卒園児たちのことば、うたが終わり、無事に式が終了。

部屋に戻り、担任の先生から保育証書をあらためて授与される。
またホールに戻り、今度は親子、先生で謝恩会。

お弁当をいただき、保護者の出し物、先生たちの出し物、クイズ大会。
それから、子どもたちの歌とハーモニカ「おもいでのアルバム」。
楽しい時間はあっという間。

集合写真を撮影し、今度こそ、本当に先生とサヨウナラ。

のんの先生はのんたちの卒園と同時に退職されるので、
園に遊びに来ても、もう会えない。

ひとりずつ先生にお花を渡しながら、先生とお話し。
のんは家から持っていった手紙を渡して、ナニゴトか話をしていた。
そこで泣いてしまう子もいるなかで、
のんは神妙な顔はしていたものの、真面目に話をして「ばいばい」と挨拶。

「なにをお話ししたの?」と聞いたのだが、教えてくれず。
いいなぁ。どんな話をしたのだろう。

そして、クタクタになって帰宅。

ばあちゃんに証書を見てもらい、記念品や卒園アルバムを見て過ごす。
その後バーバも来て、同じように。
賑やかな時間が終わり、ほっと一息の夜。

・・・と。

あれ?
なにやら便箋が一枚。
みると、のんが書いた、先生に宛てた内容が。

・・・・???のん??
「これ・・・?」と見せる。

どうやら、先ほど先生に渡した手紙の封筒に、入れ忘れたという!!!
なんてこと!!
先生に、最後にカラの封筒を!!!

・・・封筒はのん、手作りしていたので、
どうやら封筒を作ることに集中しすぎて、最後に入れ忘れたらしい。

あっはっはっは!!
……なんて笑ってはいけない。

のん、堰を切ったように泣き始めた。
先生に会いたい、渡しに行きたい、と泣く。
先生のお家まで届けに行く、と泣く。
うーーーん。
郵送しようか、と言うのだがそれはイヤだと泣く。

あらら・・・。

実は明日、先生とママさんだけでお食事会がある。
その時に渡そうと思えば渡せるのだが……。
自分で渡したい、と泣く。

・・・明日、先生に聞いてみよう。
いやはや。まいった。


 < 過去  INDEX  未来 >


まー [HOMEPAGE]