一時期、我が家で大ブームとなったUNO。 毎日「UNO、UNO」と熱にうなされたようにやっていたのん、 そのうちにだんだん飽きてきて、 カードを片づけなくなって、怒られて没収と相成った。
それから随分時間も経っているし、そろそろ…と、 お父ちゃんが出してきた。
のん、大喜び。 さっそく!!…誰とやる? お。今回は、むつを誘っている。
むつ、前回の時には数字を読むのもおぼつかなくて、 私かお父ちゃんとペアでないと出来なかったのだが・・・。
のん、かなり根気よく教えている。 お、やってる、やってる。
英語のカード(スキップ、リバースなど)は、全て色だけ有効という かなり簡易型のルールではあるが、 のんもむつも、それなりに楽しんで遊んでいる。 これは、とても良いではないか。
しかも、2人ともルールが…とか、勝負が…というより、 数字と色を正しく繋げること、を目的にしているので、 むつがわからないと 「じゃ、見せて」とのんはむつのカードをみて、 「あ、これ出せるじゃん」などとアドバイスをする。
英語が続くと、何故か2人で大うけ。 読めないから、適当に命名して、「あー、またエビットだよ」などという。 何だ、エビットって。(どうやらスキップのことらしい)
2人で何回もくり返して、くたびれたのか2人とも横になる。 「出しにくいや、起きてやろう、むっちゃん」 「うん、ちょーだね」 などと会話して、起きあがって続きをする。
少し前、…体調を悪くした後、幼稚園に行くのに泣いていた頃…のむつは、 夕方も夜も非常に機嫌が悪く、 何かというとのんにつっかかったり、わざと怒られるようなことをしたり、 すぐに泣いたりしていたのだが、 泣かないで幼稚園に行かれるようになって以来、 ぐっと落ちついている。 とても、気分がいいらしい。
のんも、むつが自分をたよりにして「みてー」なんて言ってくると、 当たり前だが、気分がいい。
2人とも気分がいいと、こんな風にずっと楽しく遊べるんだなぁ、と 楽しそうにけらけら笑いながらカードを出す、2人を見ながら思う。
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