朝、今日はのんと一緒だから…と淡い期待を抱いたのだが。
むつ、やはり布団から起きてこない。 横でのんがトーストをぱくぱく食べていても、 私が弁当を作りながら何度声をかけても、 むつは布団でゴロゴロ。
やっと弁当作りが一段落したので、むつのそばに行くと、 「おかあちゃんがきてくれるの、まってたの」
なに甘えてんだい、このすっとこどっこい!! …と、江戸っ子の私はついこういうコトを言いたくなるのだが、 とりあえずちょっと我慢。
そうなのー、でもおかあちゃんも忙しいからね、 ちゃんと起きてご飯食べてね、と、優しく。
うーーん、でもどう考えても、甘えたいんだよなぁ。 最初の1週間は勢いで通ってみたものの、 風邪で数日休んだら、家の方が居心地が良くて、おかあちゃんにも甘えたくて…。 ってところなんだろうなぁ。
まぁ、しばらくの間、基本線の「幼稚園は必ず行くところ」を貫きながら、 むつにつきあうか。
今日からはのんも一緒。 のんの方は、「今日からむつちゃんと一緒に行くから!」とはりきっている。 ありがたいこと。
ご飯を食べて、さあ、トイレに行って支度して…というところで、 むつ、泣き出した。 先週の木曜日、金曜日よりもちょっと激しく。 トイレに行った後、むつはおむつ→パンツに履き替え、 紺色の1分丈パンツを履くのだが、 その(通称)紺パンを履かない、と泣く。
あらら、支度に差し障りが出るようになると、困るなぁ。 履きなよ、やだー、履きなさいよ、いやだーー、をちょっとくり返した後、 「じゃあ、今日は特別だ!!顔洗わなくていいから!ね!」 と、全然関係ないところで譲歩してみると、 意外に素直に 「うん」 と言って、紺パンを履く、むつ。
なんなんだ。
顔を洗わなくて言い、といった手前、濡れタオルで顔を拭いてやる。 「歯は磨かないといけないねぇ」と言うと、 「うん」と素直に磨いた。 いろいろ支度を手伝い、時間になると、 意外に素直に玄関に行き、靴を履いて、バス停まで歩く。
なかなか、どの辺がむつの許容範囲なのかわからなくて、面白い。 いや、面白がっている場合じゃないけど。
帰りは、とりあえず元気にバスから降りてきた。 嬉しそうに私に抱きついて、手の甲の「お弁当全部食べた印」を見せる。
横から、のんが、 「むつちゃんのこと、帰りに迎えに行ったら泣いてたよ」 と言った。
・・・そうかぁ。やっぱり、泣いているのかぁ。
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