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Nekomar's Diary

2005年04月21日(木) 今度はのん/むつ、ひとりで登園

明け方4時頃、トイレから帰ってきた、のん、
「あつい」。
・・・熱がある。
あああ。参ったなぁ。今度は、のんだ。


朝、もちろん熱が下がっているわけもなく。
のんは寝ていたので、そのままにしておき、
むつだけ登園の準備をする。
むつ、初めてのお弁当を持っての登園だ。

朝ご飯を食べなさい、と声をかけたあたりで、
のんが今日お休みすることに気付いたらしい、むつ。
とたんに機嫌が悪くなり、朝ご飯を食べずに布団に潜ろうとし始めた。

私は弁当を作っていて忙しい。
父ちゃんにむつを呼んでもらう。・・・・出てこない。
「ほら、朝ご飯食べないと幼稚園行かれないよ」
と言われたむつ。
泣き出した・・・・。

うはぁ。参った。
台所に入らせて、しばらく弁当を作る様子を見せる。
その間も、ずっと「おかあちゃん、おかあちゃん」と言いながら
しゃくり上げるようになく、むつ。

あまり過剰に反応せず、それでも「泣くのをやめなさい」と
静かに諭しながら、弁当を見せる。
「ほら、これを持っていくんでしょう」

ダメ、泣きやまない。
むつ曰く、「ちゃみちぃの、おかあちゃんいないから、ちゃみちぃの」
(「さみしいの」と、思われる)

あららら。そうか。のんがいたから、一緒に行っていたんだなぁ。

・・・。ここで負けてはなるまい。
でも、あまり気負ってはいけない。
できる限りのことを省き、むつの支度をそれとなく手伝う。

泣くことは泣くが、抵抗して支度が出来ない…ということはない。
とにかく、泣きやむように言いながら、ギリギリの時間に支度が出来た。
のんの欠席届を書くのもそこそこに、家を出る。

むつ、家を出る時に泣きやんだのが、バス停に来るとまた泣き出した。
ハンカチで拭いてやる、と、
「このはんかち、もっていく」と言いだした。

えっ。うーーーん・・・。これは私ので、名前も書いてないんだけれど…。
「これ、ちぇんちぇいにみせる」と言う。
そうか。・・・・。
「いいよ、なくさないでね」といいながら、上着のポケットに入れてやる。

ちょっと赤くなった目で、バスに乗り込む、むつ。
先生がすぐに察してくれて、今日はいつもの席ではなく、
先生のすぐ前の座席に座らせてくれた。
バスの中からは、元気に手を振る。

・・・ホッ。

走って帰って、今度はのん。小児科に連れて行く。
一度吐く。
熱はそれほどすぐに下がらず、夜まで38度台が続く。

ちなみに、むつ。
元気いっぱい、バスから降りて帰ってきた。
お弁当を全部食べた証の、手の甲の赤いハンコを自慢げに見せてくれた。

・・・たぶん、明日ものんは休み。
明日は、むつひとり、元気に登園するだろうか。


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