お土産を渡すために、ばあちゃん(私の母)に来てもらうことにした。 昨夜ばあちゃんに連絡を取った後、 「明日はばあちゃんが来るかもよ」と言ったところ、 むつが「ばーたん??わーい、わーい!!」と喜んだ。
最近、楽しいことは「わーいわーい!!」と跳ねて喜ぶ。
のん、元気に登園。疲れは残っていないか?さすが、若さがある。 むつ、ここしばらくのんとみっちり遊んだ余韻で、 私にすごく「たば!」と言ってくる。 「たば」とは「あそぼ」である。(参照・2004/5/23日記)
やっと晴れたので、洗濯機をフル回転。 洗濯物を干せるだけ干して、後はむつとのんびり遊ぶ。
そうこうしているうちに、ばあちゃんが到着する時間。 「駅まで迎えに行こうか」と、外に出る。 ばあちゃんはすでに駅に着いていて、むつ、走り寄る。 走り寄る時には満面の笑顔だったのだが、抱っこされたら少しおすまし。
「一緒にヨーカドー行く?」と聞かれても、 うん、も、ううん、もなく、少しだけ笑っている。 へぇー。 以前だったらにかにか笑っているところなのに。 やっぱり少しは成長して、緊張したりするのかしら。
ヨーカドーでお菓子1つと、昼食のおかずを買って帰宅。 むつはずっとばあちゃんと手を繋ぐ。
家に着いてからはばあちゃんとベランダに出て、 何故か掃除をしたり、花をいじったり。
ああ、なんだか懐かしい光景だ。のんがよくそんなことをしていた。
むつが生まれてから、のんが幼稚園に行くまでの間、 週に2〜3回は来てくれていたばあちゃん。 のんの幼稚園が始まって、すっかりご無沙汰になることが多くなった。 が、来てくれると以前のんがしていたような遊びを、 今度はむつがしている。 ああ、なんだか感慨深い。
はりきって、さんざん遊んでもらったむつ、昼食が済むと力尽きたように ばあちゃんのおんぶで寝入ってしまった。
ほどなくお迎えの時間。見ていてもらって、私がお迎えに出る。 のん、バスを降りてきて「ばあちゃん来てる?」
のんはさすがに落ちついたもの。挨拶をして、着替えて。 もらった誕生祝いの便箋セットを一通り出して眺めてから、 「ヨーカドーにいって、キーホルダーを買って欲しい」と。
これは昨日のうちに、ばあちゃんに頼んでみようね、と言っていた。
2人で「いってきまーす!」と足取りも軽く出掛けていく。 案の定お菓子も買って帰ってきた。 ま、仕方ない。
夕方の通勤ラッシュにかからないように、ばあちゃん帰宅。 ……寝てしまっていて、見送りもできなかったむつ。 目が覚めるなり、「ばーたんや?ばーたんや??」(訳・ばあちゃんは?) 「帰っちゃったんだよ…」 むつにものすごく、ものすごーくガッカリした顔をされた。
|