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Nekomar's Diary

2003年09月01日(月) さあ、新学期だ!

のん、2学期初日。
決して早すぎず、遅すぎずのちょうどいい感じの時間に、とても機嫌良く起床。
「今日から幼稚園に行くの?」

緊張と興奮とが、プラスの方向に行っている。
「行きたい」と思っている雰囲気。
それはそれは、とてもありがたくて、とてもいいことなのだけど、
笑ってしまうくらい、今までの手順を忘れている。
朝食後もむつと遊びだした。普通に、当たり前のことのように遊んでいる。
「こりゃ。用意しなさい」と言っても、「?」。
わはははは、子どもって、すごいなあ。

4月から繰り返していたことだから、言えば、わかるようだけれど。
制服を着る順序も、迷う。「これ着てから、これ?」
私から見れば迷いようがないものなのだけれど。

忘れ物はないかチェックして、バス停へ。
実は、ちょっと気になっていたことが。
毎日ハンコを押して、月末には先生がヒトコトくださる、
いわゆる「連絡ノート」が、入っていない。
間違いなく終業式の日には持ち帰ったのだが、夏期保育終了後に
私がカバンを見たら、入っていなかった……記憶がある。
長い休みだから、預かるのか…?とも思ったが、まあ、持っていないモノは
しかたない、と思っていた。

ふとお友達のママに聞く。「園に置いているのかな?」
「えっ!うち、カバンに入ってるよ!」
うわぁ。家で、なくした?
イヤ、それはないはず。カバンからは、洗濯物以外出していない。はず。
そして、私がカバンを見た時点では、なかった…気がする。

のんの顔が曇る。
「先生に、聞いておくから。そして、お母ちゃんもおうちで探すから」
うん、と頷く、のん。
しまった。もう数日早く、お友達に聞いてみたらよかった。

家に帰って、園に電話。担任の先生は違うバスに乗っているので電話に出られない。
「H先生(担任)に伝えます」と言われ、電話を置く。
一通り探す。ない。
子どもが持っていきそうなところ。ない。本棚を全部出す。…ない。

とりあえず、のんの帰宅待ちだ。初日なので、早い。11時30分には、お迎え。

のん、ニコニコ元気にバスを降りてくる。
「あのねー、○ちゃんがねぇーー…」
それどころではない。
「ゴメン、それより連絡ノートは?」
「ああ!先生が『お預かり』」

・・・。母の心、子不知。なーんだ、そんなこと!と言わんばかりの、のん。
私は一気に気が抜ける。
ちなみに「お預かり」とは、夕方まで預かり保育をする子どもを差す、
のんの幼稚園用語。
とにかく、良かった。小心者の母は、新しいノートを買うことまで考えていた。
ほっ。

帰宅したのん。楽しかったらしい。
始業式だったので、特に友達と遊ぶ時間はなかったらしいが、
「先生がね、『みんなお兄さんとお姉さんになったみたい』って言ってたよ」
「園長先生が、3つのお約束守れましたね、って。」
 (終業式に「駐車場で遊ばない」などの3つの約束をしたと言っていた)

怒濤のようにしゃべりながら、夕食も勢いよく食べる。
夜の寝付きも早かった。ああー、理想的じゃないですか。


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