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Nekomar's Diary

2002年05月11日(土) 体験保育

今日は幼稚園に行く日。
と、いってものんはまだ2歳。

どういうことかというと、
来年の4月に幼稚園入園予定の年齢の子どもを集めて、
「幼稚園というのはどういうところかを知る」
「お友達、先生と交流して、集団生活を体験する」
などの目的で、幼稚園が「体験保育」をさせてくれるのです。

園によってやり方や方針が様々だから、
1回だけ開催する園もあれば、
月1回くらいのペースで行う園もある。
運動会の時だけ参加させてくれる園もあるそうだ。
一度もやりません、知りたかったらいつでもどうぞ、来てください、
っていう、自信があるんだか無精なんだかわからない園もある。

のんはちょっと遠いけど、
月1回くらいのペースでいろんな事をさせてくれる園に
今年1年通うことにした。
1年、といっても実際は10月まで。
たいていの幼稚園は11月1日に願書受付が始まるから。
「プレ」に参加しておくと、願書受付の整理券を早めにくれたりする
特典もある。これはどの園も共通らしい。

早い話が、「青田買い」。(父ちゃん曰く。)
まぁ、
親も子も、早めにその園のやり方を見ることができるし、
園側も来年度の予定人数を早めに知って、先生もやりやすいんでしょうね。


そんなこんなで、今日はそれに行く日。

4月中に説明会だのなんだのでもう3回も幼稚園に行ってるから、
のんはもうすっかり「幼稚園好き」。
「今日は幼稚園に行く日だよ」というと、
ものすごい興奮する。
すごい勢いで服を着替え、トイレも済ませ、荷物も持って、
「はやく!!早く行かないと、幼稚園閉まっちゃうよ!!!」
いや、閉まらない。

ま、なんにせよ「楽しみに行く」ってことが一番で。

  今日の日記に書くとすばらしく長くなりそうなので
  詳しくは書かないけど、
  実は私は幼稚園の最初の1年間、泣いて泣いて、
  泣かない日はなかった、ってくらいの
  幼稚園嫌いだった。
  だから「幼稚園に早く行こうよ!!」などと
  我が子が言うと、耳を疑う。
  決して楽しみではなかった、私の幼稚園。
  それなのに、何故か私は幼稚園教諭免許を持っていたりする。

さて。
自転車にのんをのせて、いざ。
むつは父ちゃんとお留守番。

今日の内容は「母の日の贈り物を作る」。
いつもは園庭で体操してから教室にはいるのだけど、
雨上がりで園庭が水たまりだらけだから、省略。
その時間の分は教室でブロックを使って遊ぶ。

先生がブロックで花を作っている。
「どうやって作るの」
と聞いてきたので、
「先生に聞いてごらん」。
おお。
のんが、自分で先生に聞きに行った。ああ、教わってる。
その姿を見て、なんだか感動。
そんなこと、できるんだねぇ。

ブロックを片づけたらこんどは歌を歌って、
出席をとる。
のん、何故か出席をとるときひどく緊張する傾向がある。
自分の番を待つのが緊張するのかな。
前回は名前を呼ばれたとたん、いきなりガタンと席を立って
先生のところに行こうとした。
今回はなんと、まったく違う子の名前の時に、
とびきりいいお返事「はい!!」と言いながら手をピシッと挙げた。
「…すみません、違います…」と私。

「母の日のプレゼント」は紙で作ったメダルだった。
ほぼ完成品に近いメダルを先生が用意しておいてくれて、
子どもはそれに色を塗り、シールで冠をつける。
できあがったらお母さんの首にかけてくれて、おしまい。

歌を歌って、読み聞かせ1冊。次回の説明があって、さようなら。

うーん、親としてはちょっと物足りないけど、
2歳児には限界かなぁ。
2歳になったばかりの子から、もう3歳を迎える子もいるから、
差が大きすぎて大変なんだろうなぁ、などと考えながら園を後にする。

途中、父ちゃんとむつと待ち合わせて、
ファミレスで昼ご飯を済ませる。
ファミレス近くの公園にのんと父ちゃんを置いて、私とむつは帰宅。


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