a days:日常的に迷走中
ゲーム・アニメ・特撮…バカっぽく夢中!日常から非日常まで、カオスに何でも書いてます。
基本的に毎日書きます。拍手レス等はコメいただいた翌日あたりに…きっとあると思う。
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2010年11月03日(水)

一昨日の続き。



「待ってよ、ソニック!迷子になっちゃうよ!」

2本のしっぽをグルグル回して小さくなる影を追いかける。
記憶は無くても身体は音速で走ることを忘れていないようだ。
それを確かめることができただけでも、テイルスは安心する。

ソニックが好きだったものも、全部忘れてた。
何度も歌ってたうたも、歌えなかった。
チリドッグも不思議そうな顔をして食べて、辛さに驚いてた。
アラビアンナイトの絵本を読んでも、テイルスのことを呼び違えたりしなかった。
ソニックも思い出そうとして、苦しんでるのがわかる。


どこまでも続いてた荒野も終わり、小さな村が見えたところで、ソニックが立ち止まった。
やっと追いついたテイルスの手を今度は反対側へ引っ張ろうとする。

「家に帰ろう」
「え?どうして?あの村にはクリームの家があるよ」
「でも、オレは」
「それにもう迎えがきてる。昨日、電話しておいたから」

ちゃおー!
緑の草原の影から、蝶ネクタイをしたチャオが飛び出した。
久しぶりに会う友達を歓迎して、嬉しそうにソニックとテイルスの周りを撥ねる。

「やあ、チーズ。キミの友達はどこかな?」
「…ここですぅ」
「クリーム?…どうしたの?」
「転んじゃいました」

小さなウサギの女の子が、しおれた花束を握って半ベソをかいている。服も汚れていて、膝には擦り傷。
その時、ソニックがクリームから目をそらした。
短くなる呼吸と小刻みに震える肩、目を閉じて歯を食いしばって、何かに耐えている。

「大丈夫、ソニック!?」
「あ、…ああ、もう、大丈夫なんだ、…う…」

ぶんぶん頭を振って忌わしいモノを追い払うと、ソニックは傍に膝をついて目線をクリームに合わせた。
服に付いていた砂を払い落とすと、小さな花束とクリームを軽く抱き上げた。

「ソニックさん!…ありがとうございます」
「キミも、ソニックのことを知ってるのか?」
「ワタシのこと、おぼえていませんか?…テイルスさんから聞いてました。みんなのこと忘れてるって」
「ああ、そうなんだ。ごめんな」

ソニックがクリームに笑いかける。小さな女の子に心配させていることを理解して、気を遣わせまいとしているのがわかる。
クリームも、心の動きに敏感な子だ。
転んだ傷の痛みじゃない、別の涙でソニックに抱きついた。

「ソニックさんはソニックさんです」

ソニックも、クリームも、テイルスも、ほんのひと時、途方に暮れた。
失くした記憶は元に戻るんだろうか。
このまま、古い記憶を新しく植え付けて、それで元に戻ったようになってしまうかもしれない。
それが、とても怖い気がした。

ちゃお、ちゃお!
「お茶の時間だね!ソニック、このまま走れる?」
「ああ、なんとか。クリームの家へ行くのか?」
「ママがケーキを焼いてます!とっても美味しいですヨ」
「OK.初めましてのご挨拶をするんだな」

テイルスが先に飛んで、村へと向かう。
その表情を見られたくないのは、みんな同じだった。





つづくよ。多分ね。




今日日記。

ミュージアム、といえば、園咲琉兵衛ってコトになってるうちのチビズですが、
(仮面ライダーダブルです)
キッズミュージアム(市役所)に、展示されてる絵を見に行こうよ、と言えば、メモリとかドーパントとか普通の単語として発せられるのはどうかと思うよ。
んで、
市役所に行ってみたら、休日は役所お休み…(当然です(でも戸籍のトコ開いてるやん!(そこだけです!
オゥ、マンマミーヤ!!!

明日、チャリで行ってみてくるおwww


そんで。


昨日と今日で、
トイストーリーを1から3まで見ちゃったんですがwwww

「オレのトミカとかディアルガ(ぬい)も喋ったらいいのになあ」
「夜中にポッチャマとシェイミも喋ってるのかなあ」
・・・
それどころか、動いてるよ。
絶対動いてるよ。
遊戯王カードとか、ポケモンカードも、夜中にぎゃーぎゃー喋ってるに違いないよ。

ていう会話が当然のようにある我が家ですが、
ああ、困ったなあ。
また、オモチャを捨てられない事態に…wwww


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