a days:日常的に迷走中
ゲーム・アニメ・特撮…バカっぽく夢中!日常から非日常まで、カオスに何でも書いてます。
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2006年06月02日(金) 全力で走るのよ

今日日記。
病院あちこち。ひー。
先々週あたりから私がえらい咳風邪なんか花粉症なんかわからん状態でした。それがチビ2号に伝染し、1号に伝染し、ダンナに伝染しています。(迷惑だ>自分)
ただの咳か花粉症だと思ってたら、1号がえらい熱でました。ビックリ。
明日土曜日が幼稚園の参観でとっても楽しそうなので、是非1号も一緒に行きたいので、今日中に風邪を治さなきゃいけません。急務。ああいそがし。と思ったら、ダンナも会社休みました。これは半分サボリです。明日参観日いかないとか言ったらコロス。
愚痴はともかく、1号を医者につれて行きました。普通に風邪と診断。

図書館も行かなきゃならんかったので、病院(行ったらコロっと元気になるのは何故だ?)の帰りに寄りました。
無事、西の善き魔女4巻を借りてきました。宮部みゆきの棚も覗いたけど、コレよかったよーとオススメされた本はありませんでした&ブレイブストーリーも無かった。ホッとした。(あったらなんかほら読みたくなるやん)
今、アデイル嬢、侍女になるの巻きを読んでます。先がちょっぴり読める展開でそれまた期待が持てるんだよなー面白い。

ダンナとチビ1号のお昼を食べさせて、2号を幼稚園にお迎えに行って、2号だけくもんに連れてって(おにいちゃんがいないと全然ダメな2号)晩ご飯まで元気に過ごして。
お薬タイムで大事故が。(涙)2号は普通にお薬飲めるんだよな。お薬ゼリー使ってるけど、毎日薬飲まなきゃいけない体質だから普通に飲めるんだよな。
1号、錠剤を噛む。超苦い。食べたもの全部吐く。
ぎゃー
ばかー!!普通噛むかー!?
2回目はちゃんと飲めた。ばかー最初からちゃんと飲めー!(涙)

お風呂に入る。また1号が問題だ。
あれ?ちんちんたまぶくろが変じゃね??(変だった)
前に中身がよじれてタイヘンになったー!な話を聞いてたんで、速攻で夜間診療所へ(近い)
…行ったらなんともなくなってんだよなー不思議。
ということで、たまぶくろは不思議な状態で元通りになってました。
うーん。

とにかく、疲れた。
明日、幼稚園の参観日、絶対行くぞ。
明後日の部活も絶対行くぞ。

オカアサンだからがんばったんじゃあないんだ。

…自分の欲望のためなら何でもできるんだな。(汗)




ムシ話、その後話なので、カプリングではないソマとポポの話。



faraway



 星読み台に先客を見つけて、ポポはほっと息を吐く。
 蛍石の窓の向こうに鮮やかな夜空が透けて見え、ソーマはその1点を遠い目で見てる。

「まだ起きちゃダメなんじゃないの?パムに怒られちゃうよ」

 時々たずねてくるこの友は、旅の疲れを癒すために寄ることが多いが、今回はなんと矢傷までこしらえてきた。森のそばで、落ちた数百の蝶に埋もれてたのは5日前のこと。

「ビビが謝ってた。北の森で、ビビの代わりに戦ったんでしょ?」
「俺は、何年か前に消えたヤツの剣を借りただけだ」

 ビビの故郷の森はもう無い。
 北の森はその年の天候次第で恵まれるものに随分な差があって、弱い森の民は滅びてしまい、豊かな森は力あるものに襲われることもよくあること。
 森を守るためだけじゃなく、他の森の民からも守るため、北の森の民は強くなる。
 けれど。

「結局、守れなかった。子供を逃がすのが精一杯だった」
「ビビは、弱い者は死ぬのが掟だって」
「まだそんなことを」
「言いながら子供たちの面倒みてる。だから強く育ててやるって」

 ソーマが持っていた剣は、かつてビビがビビでなかった頃、故郷の森を守っていた剣。持ち主がいなくなった後も、長老が捨てきれずに持っていたもの。
 弱った村は森を転々と移動しながら、滅びの時を待っていた。たまたまそのときに、ソーマは通りかかっただけ。

「オヤジが…今は少し、オヤジの欲しかったものが解かる」
「力があれば守れたと思う?」
「ちょっとは、な。全てが無駄だったとは思いたくないし」
「残ったものもあるよね」

 戦いなんか望まない。けれど、戦わなければ守れない。
 いっそ、戦いなんか無い世界になればいい。

「感傷だな」
「それでもまだ旅をするんでしょ?」

 ソーマが苦笑する。
 視線がまったく動かないから、ポポもなんとなく同じ方向を眺めてみるけれど、星の光が揺れる他は何も見えない。

「あっちに何かあるの?」
「呼ぶ声が聞こえる。お前は聞こえないのか?」

 こころを澄ましてみても、ポポには森の声以外は聞こえてこない。

「いつか、あの声の場所まで旅をするかもしれない」
「そうなっても、またここへ帰ってきてよね」
「迷惑じゃないのか?」
「迷惑だよ。だから怪我なしで帰ってきてよね。絶対だよ」

 ポポに呼ぶ声は聞こえなかった。
 けれど、遠く遠く、揺れる光の先に、ソーマを呼ぶものがある。
 行かないで欲しい。とは、言えない。

「まだ遠い」
「何が?」

 ソーマの答えは無かった。



おわる


詰め込んでみました。


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