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人体の不思議展
2003年12月27日(土)

人体の不思議展行ってきました。
本物の人体を特殊樹脂で加工して、匂いがなく見れるというものです。
さわれると聞いてたけど、さわれるのはほんの一握り(脳と標本一体)。
すごい混雑でそれぞれの標本を見るのに並んで待たなければならなく、見られてもすごくせかされてのんびり見られる状態じゃなかった。
生物学的な興味はもちろんあったけど、他のことがいろいろと気になった。
この人たちは献体すると望んだにしてもこんな切り方されると思っていただろうかとか(すごい切り方されていた。手に内臓持たされていたり、顔半分めくられてピカソみたいになっていたり、全身数センチごとに輪切りにされていたり、、、)これを見て自分も献体しようと言い出す人がいるんじゃないかとか(露出狂の人とか)標本は全部中国人だったらしけど、献体してお金もらえたのかなとか、献体した人のお墓はどうなったんだろうか、遺骨なし?とか、どーでもいい疑問ばかり浮かんできた。そんないろいろ考えてしまうほど、異質な世界でした。
これが作り物だったり、他の生物だったらそうでもないんでしょうが。
あと、展内の係員が「すべて本物の人体になっております。触れないようにしてください」と言っていたのを聞いて、もし「すべて本物のヒトです。触れないようにしてください」と言われたら怖いなぁと勝手に想像してしまった。(>_<)

実際さわれるものも特殊樹脂加工しているもんだから、触り心地は本物とは全然違い、ろうでできた作り物をさわっているのと変わらないような気がし、あんまり意味ないなぁと思った。(ちなみにヒトの本物はさわったことはありません。)

展示されている標本で肺があるものは結構(たぶん)たばこで黒くなっているものが多く、けむに「こんな黒くなってるよ、黒くなるよ、やめようよ」と言ってみましたが、あまり効き目なし…。
ちなみに夢音はちょうど昼寝の時間で展内にいる間ずっと寝てました。

すいてるときにもう一回行きたいな。




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