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2006年12月30日(土) 餅つきと、ドタバタ

朝、思いがけず母とYu君が遭遇してしまった。

元々、今朝は母が私を拾って実家の江南に行く予定だった。
そして昨日の夜に部屋の片付けをしようと思ってたのだけど、うっかり
Yu君の部屋で力尽きて眠ってしまい、朝、早めに起きて(起こして?)、
一緒に片付けに来たまでは良かったのだけど。

その後、しばらくコタツでウトウトしてたYu君。
母が家を出る時に電話してきてから、私は「そろそろ起きないと」と声をかけてた。
電話がかかってきてから、30分経ったかどうかな、って頃。
もう後10分くらいで母が到着するから、帰るならそろそろ、と。

でもそんな話をした直後、足音が聞こえてきた。
「うわヤバ!」と焦ったけど、時既に遅く、我が家のドアは開かれた。
さすがに「母上来たよ!」って言ったら飛び起きたけれど、遅かったな……。
母は高速を使ったそうで、私の予測よりも早く到着したらしい。

Yu君が「おはようございます」とやや気まずげに母に挨拶した後、
私が「じゃあまた夕方に」と声をかけて、ひとまず自宅へと帰ってった。

母に「ここで一緒に寝とったんかね?」と訊かれたけど、「ううん」と否定。
とりあえず、嘘は言ってない。うん。

部屋の片付けはまだ完璧には終わらず、結局母の雷は落ちてしまったけれど。
その後、私は食べようと準備してた朝食を諦めさせられて、江南へ向かった。
こっちでも高速を使ったら30分かからなかったのかな?

到着して、最初に朝ごはんを食べさせてもらった。
ご飯にお味噌汁に、納豆。いつもパンだから、和食の朝食はかなり久々。

それから、新しい家を伯父に見せてもらった。
まだ下水が完備されてないそうで、住んではいないのだけど。
すごーい!キレーイ!広ーい!!と感動。

何枚か携帯で写真を撮ってみたけど、人様のおうちなので、公開は自粛。
でも帰ってから、Yu君には見せてみた。

こんな綺麗で広い家だったらいいなぁ。
でも遠いんで、江南から名大に通おうとは思わないけど。

それから、母と祖父と祖母と4人で、ヨシヅヤへ買い物。
母に「これ要らん?」と薦められ、我が家用の生ハムは買ってもらった。

戻ってきてからお餅を作った。
もち米を蒸して、こねて、っていう作業を機械でやった。
大して私は何もしなかったけど、こんな様子

祖父母と話してると、母と話す時よりも名古屋弁の度合いが強くなる気がする。
つられて私も、って感じなのかな。でも私にとっては名古屋弁が落ち着くんだと思う。

ふと思いついて、祖父に祖母との馴れ初めを尋ねてみた。
そしたら祖父の幼少の頃や、召集令状が来たこと、敗戦の話なんかまで
話が飛んでしまった(^_^;)
祖母と出会ったのは、戦後、何度か受けたお見合いの1つだったのだけど(笑)

祖母は畑仕事をやってて、お化粧もせずに真っ黒だったらしい。
伯父が赤ん坊だった頃、大喧嘩したことも話してくれた。
いろいろあっても今まで60年近く、一緒に暮らしてるからすごいなぁ。

そして私は祖父から一足早く、お年玉をもらってしまった。
これで、しばらくの生活は凌ぐことができる!(感涙)
いつも目をかけてもらってるなー、と有り難いやら申し訳ないやら。

ただ、祖父は今93歳であり、しかも癌に冒されている。
日常生活は普通に送っているけれど、検査の数値は悪化し続けてるらしい。
恩ある祖父に恩返しをしたいとは常々思うけど、就職も結婚も、
今のところはいつになるのか見通し立たないしなー……。

母に家まで送ってきてもらい、母を置いてYu君と食料品の買い物に出かけた。
帰ってきても母の車はあったけど、しばらく私はYu君の部屋にいた。
その後、Yu君が東京出向の同期への報告のために外食に出かける時、
私は郵便局に行きたくて、名大までついてった。

祖父にもらったお金を通帳に記録しとこうと思ったのだけど、
ATMは稼動してても、入金は17時までしかできなくて、時間切れだった。
それは名大でも本山でも同じだと判明して、戻ってきても母はいた。

仕方なく、部屋に戻ったらば。
「これ、何!?」と切り出した母。

9月の、大阪での写真が見つかってたっ……!!Σ( ̄□ ̄;)

母が来る前、見つかったらマズイものの幾つかはしまっておいたけど、
うっかりミニアルバムのことは眼中外で、足元にでも落ちてたっぽい。

気心の知れた友人には見せた、リッツカールトンでの写真。
真紅の薔薇の花びらでハート型の枠が作られて、花束とぬいぐるみの
置かれたベッドの写真や、バスローブ姿の恋人の写った写真。

「ど、どうしよう!?」とパニクりながらも、私のその日の体調を理由に
何もなかった、と母には説明したのだけど、「どうしてこういうことするの?」
「軽はずみなことしよって!」とか怒られてしまった……。

母にとっては、結婚前の男女の旅行はご法度だったらしい。
まぁ言われずとも展開はある程度は読めたから、隠してたんだけどな。

未成年でもなく、学生でもなく、お互いに稼ぎのある身だっていうのに、
何でここまで口出しされないといけないのかなぁ、とため息をつきたくなる。

だからって、何を言っても母には聞いてもらえるとは思えないんで、
取る道はいつも、嘘か秘密、ってことになってしまうのでした……。


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