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2006年03月29日(水) 仕事って何だろう〜初の挫折?

今日は朝から、退職されるNさんから引継ぎについての説明を受けてた。
督促に紛失本に不明図書に。それが私の4月からの担当の業務。
うがー頭がこんがらがる……、と話を聞きながら思ってた。

午後は、一昨日に続いて2度目の受付の当番。
前回とは別の人についた(仮にαさんと呼ぶ)。

αさんは以前「βさんにあまりプライベートなことは話さない方が」、
という忠告をしてくれてた人。

別に私はαさんを蔑ろにしたいわけじゃなかったけど、
それでも結果的に忠告を無視した形になってしまってたこともあって、
幾らか後ろめたく思ってはいた最近。

今日はたまたま、組合の回覧で来てた色紙2枚を最初受付の後ろで書いてた。
先週の送別会以降に異動が決まった2人の分。
この2人というのが、なじみの薄い人で、「何をどう書けば……」と
延々と悩んでしまってた。

どうにか書いて出し終えて、戻ってきたらαさんに「今何時?」と
時間を尋ねられ、他意があるとは少しも思わずに素直に答えたら。

私が色紙に時間を使い過ぎた、ということを言いたかったらしい。
まぁ確かにそうだとは思ったけど、他にそうやることもないだろう、
っていうのは私の勝手な思い込みだった、のかなぁ。

「組合のことを仕事中にやるなとは言わないけど、お昼休みにやるとか、
 もうちょっと考えてね。組合に入ってない人もいるんだから」と。

「もうちょっと考えて」、かぁ……。
母によく言われる言葉ベスト5に間違いなくランクインする言葉だな。
母に言われる分には既に耳タコなのだけど、他の人にも言われるとは。

割と考えナシに動いてしまう自覚はあるけれど、
こうも正面から言われると、事実である分、耳が痛かった。

ちなみにこの時は頭が真っ白になってて気付かなかったけれど、
私が回覧を受け取ったのは昼休みの終わりで、しかも今日中に回収、
って書かれてたんで、時間をかけすぎたのは事実だったけど、
どうしようもなかったことだけは付記。

でも、今日の話はそれだけに終わらなかった。

「美和さん、変わったね」と何度かに渡って言われた。
それはこの一年間、何度となく聞いた言葉ではあったけれど。
残念ながら、今回はマイナスの評価だった。

1つは、仕事中のおしゃべりの度が過ぎる、ってことだったらしい。
以前に比べて話すようになったという自覚はあったけれど、
他の人の目につくほどまでだとは思ってなかったな……。
仕事は仕事でちゃんとやってるつもりだったし。

しかも、これはαさんだけの意見ではなく、掛長も同じことを思ってた、
とも言われた。掛長自身からそれらしき指摘をされたことはなかったけど、
その話は大きなショックだった。

「悪いお手本が近くにいるから、流されるのかもしれないけど」とαさん。
βさんのことを言ってることはわかったけれど、βさんって、
そんなにダメな人なんだろうか。それとも私の人を見る目がないのか?
他の人から聞くβさんと、私の見るβさんと、若干のズレがあるようにたまに感じる。

更に、「美和さんは頼まれたことにすぐに“はい”って言わないね」と言われた。
……これは寝耳に水だった。「え、そうだっけ!?」と。

今までのことを振り返って、明確にこれ、と思い当たることがなくて、
(うーん、自分の作業が何か途中だった時にそうだったのか?)
とおぼろげに思ったくらいだったけど。

「そうですか……?自覚はなかったんですけど。。。。。」
と弱々しい声で返した。

かなり、この時には精神的にキてた。
誰かに批判されることに慣れてないんで、ちょっとしたことで、
すぐに落ち込んでしまう。というかこの時は胃が痛かった……。

他には、私は一昨年の4月以降に入った2人と違って、恵まれてるとも言われた。
今の時点ではその2人には期限がついていて、その時が来たら辞めなければいけない。
だから期限のない人はその分、期限のある人を思いやってね、ってことなのかなぁ。
αさんと私の他に、パートで期限のないのは今は2人だけど。

αさんはいろいろ言った後に、こう付け加えられた。
「美和さんのことを苛めたいと思ってるわけじゃないんだよ」と。

それは、一応私にも理解できてた。
私のためを思ってるからこそ、言ってくれてることが。
少なくとも、「もうあの人には言っても無駄」と思われるような
レベルに堕ちてしまったわけではないらしい、ということが。

一種の慢心、なのかなぁ。
職場にも長年いる所為で、たるんできてしまったんだろうか。

αさんは私の変化の理由を訊くことも言うこともしなかった。
αさんなりに「これだ」と思う答えがあったから、なのかな。

半分は当たってる可能性が高いんだろう。
でも、もう半分は誰も知らない……のだと思う。たぶん。
私には、思い当たる理由が2つあった。

どっちの理由も、「そんなことでだらけるなんて」と言われても
おかしくない理由ではある。人が同じことをやってたら
「何をやってるんだか」と思うんだろうな……と他人事のように思った。

ただ、確かに自分にとっての仕事の位置づけが変わってしまったのは事実。
ということを考えててふと、ホリエモンのblogのことを思い出した。

私は自分で訪れたことはないけど、以前はビジネスの話題中心だったのに、
後にどんな有名人と会っただとかどんなところに行っただとか、
ビジネスに関係ない話題に変わってしまったとニュースで言ってるのを聞いた。

私も一昨年の日記では仕事のことばかりやたら詳しく書いてたけれど、
今では結構はしょってしまうようになっちゃってるな、と思った。

振り返ると、一昨年はやたらがむしゃらになって仕事してたな。
あの時は職場が私にとっての一番の居場所だったから。
それが今では、二番目になってしまった。それが一つの変化。

でも今だって、前とは変わってしまったけれど仕事が嫌になったわけじゃ全然ないし、
人並みにやってるつもりでいた。……その考えが甘かったらしいけど。

もう一人、γさんも同じことを思ってるのかしら、と聞きたい気がした。
でも、残念ながらうまいタイミングを見つけられなかった。
聞いてみたいと思いつつ、αさんと同じことを言われたら、立ち直れない気もする。

ヤバいと思いつつ、この後は上の空状態のことが多くて、
引継ぎの説明は後半部分がある程度、頭の中を通り抜けていった……。

不意のことでひどく混乱してた。
一度にいろいろなことを言われて処理し切れなかった。

αさんは「ここはみんな仲が良いから」と言ってたけど、それなら、
さっきの「悪いお手本」発言は何なんだろう。
まぁ確かに表面上、誰かが仲が悪いようには見えはしないけれど、
水面下での状態を見てると、「仲が良い……?」と思えてくる。

そして、私は職場でこれからどうありたいのだろう。
初めてのことで、うまく受け止め切れていないけれど、
このままじゃいけない、というのはよくわかった。

だからこれからは、直すべきところは直さないと。
まだ、完全に駄目になったわけではないらしいし。

帰りの電車で読んでたが、 今日の件と近くて、「あぁ……」と思った。

それから、コジマで電気製品を最終的に決定。
使うのが楽しみだなぁ。取扱説明書に追われそうだけど。

眠くなってウトウトしてきたんで、今日はこの辺で。


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