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2006年03月12日(日) 人生論な一日?

朝、家を出る時に空は曇り空だったけれど、大学で外に出たら
少しばかり雨が降ってた。うーん、また天気があっちとこっちで違うな……。

午前中はささやかに家事をやってみる。
この5ヶ月で、少しずつ自分のやれることを増やしてってる、のかな。

時にふと、「私がいなかったらどうしてたんだろう?」ということを考える。
いなければいないで、何とか一人でやってたのかなぁ、とか。
23年近く、私が恋人なしでも過ごしてきたように。
でも、一度得たものはやっぱり手離せなくなるんだよなぁ。
ちょっと会えないだけで、ひどく寂しくなってしまうように。

午後は名城線で伝馬町駅まで。
Yu君が14:40開始の、とある資格の試験を受けに行くということで。

私は受験会場の前まで行って、見送りをしてから、熱田のブックオフに。
今日は買ったのは文庫1冊とコミック1冊(どっちも105円)。

それは良いのだけど。
以前、バイト先で配ってたコミック紹介の小冊子を読んで興味を持ってた、
僕等がいた」に手を伸ばして、置いてあった1巻と2巻だけ読んで。

……不覚にも、泣いてしまった。

ここには諸事情で書けない、幾つかのキーワードが、胸に突き刺さった。
それはちょうど1年前の、日曜の夜に起こったことを思い出させた。
あの時はただ頭が真っ白になって、事態を受け止めようということだけに必死だった。
けれど、それは時が経って、私にとっては別の意味を持つようになった。

今日がそれから1年だということは一応覚えていた。
いや、一応という言い方は正確ではないのかもしれない。
最近、時々思い出してはいたことだったから。

そして本の所為で、その後いろいろ変化した感情が生々しく甦ってしまい。
じわり、と涙があふれた。

何とか立て直しを図るべく、他の本を読んで気を紛らわせた。
16時頃、2時間の試験を早めに終わらせて退出してきたYu君が来た。
ちょうど、私が本を買い終えた少し後。
この時にはひとまず、気持ちの立て直しができてた……のかな。

2人で店内を少し見た後、私の足が疲れて休みたい気分になってたんで、
どこがいいかな、と相談して熱田のイオンに行くことに。
金山からシャトルバスに乗ってった。

入ったらすぐのところでホワイトデーコーナーが。もう明後日だなぁ。
仕事の都合で、私自身のホワイトデーは19日の予定だけど。

最初にビアードパパで、フォンダンショコラとエクレアとシュークリームを食べた。
ちなみに私がフォンダンショコラの存在を知ったのは今年のこと。
最初に陽菜さんから聞いて、7ちゃんがmixiに写真を載せてて、って感じだった。
どんなものなのか気になってたんで買ってみたけど、美味しかった♪

この「フォンダン」もチーズフォンデュの「フォンデュ」も、
元はフランス語の「fondre(フォンドル)」。溶かすとか溶ける、って意味。
フォンダンが現在分詞で、フォンデュが過去分詞。

それから何を買うでもなくいろいろ雑貨を見て、リブレット(本屋)に。
blogのデザインとかアフィリエイトの話をしてたなー。

私は昨日バイトで気になってたan・anをしばらく見てた。
バイトって、買ってかれる本に気を惹かれることがあっても、なかなか読めないし。
今回気になったのは「さびしい気持ち」についての特集。
興味深くもあり、笑える部分もあり、って感じだった。

夕食はラケルでオムライス。
5〜6年前、吹奏楽の友達とパルコのお店で入ったことがあった。
でも、自力じゃパルコの名前が出てこなかったな……。記憶力ヤバし。

余談だけど、女性店員の赤と白のチェックでフリルつきのエプロンが微妙(笑)

食べ終わって、出てきて金山に着いたのが19時半頃。
まだ帰りたくなくて……しばらくその辺を歩いた後にサンマルクカフェに。
私は紅茶だけ頼んだ。

コミックを読んだ余韻を引きずってた所為、かな。
私の好きな人が……私を好きでいてくれる人が目の前にいるのは
ちゃんと頭ではわかってるのだけど、一人になりたくなかった。
紅茶を飲みながら、また、どうかすると泣きそうだった。

母のことさえなければ、「今夜は帰りたくない」と言ってたかもしれない。
今そんなことをしたら元も子もないのはわかってるから、抑えたけど。
あと1ヶ月弱の辛抱なんだから、と。

でも、そのことを上手く口で説明することはできなくて、
何も触れないままだった。

今日は実は、Yu君との100回目の出会い、だったりした。
告白前に会った回数を数えてて(10回もなかった)、それ以降何となく、
会った後は手帳に数字を振ってってたんで。

まぁだからってお祝いも何もなく、帰り際にギリギリ、
ムードもへったくれもない(?)言い方で告げただけだったのだけど。
(こういうことの演出って苦手だな私……)

金山のホームで電車待ちをしてるのがすごく寒くて、
そういえば去年もものすごく寒かったっけ、と思い出してしまった。

そして20時半過ぎに帰ってきたら我が家は我が家でいろいろと。

昨日、弟が泊まろうとしてたのはネットゲームで知り合った人のところだったとか、
母が思い余って泣いてしまっただとか、父はその様子を見ても弟を咎めるどころか、
「彦根の方はどうだった?」とか関係ない話をしだす始末だったとか。

そんな話を、帰りの車の中で母から聞かされた。
自分自身のことと、母の気持ちとが心の中で飽和してしまい。
帰って部屋で一人になったら、本格的に泣いてしまった。
でも、泣いたことで少しはスッキリもできたのだけど。

母は、自分が辛い思いをしてる時に少しも気遣ってくれない父に失望してた。
後で、私の部屋で父以外で話をしてた時に「父さんに期待するだけ無駄だよ」
という兄弟3人の結論で落ち着いたりしたのだけど。

妹が弟のことを思いやって、「もうちょっと自由にしてあげたら」とも言ってた。
母の言葉によると、母の家系は「小心者で、レールからはみ出るのが怖い」んだそう。

だから、弟に「まずは大学に行かないと」ということを強いている。
そして、勉強が好きになれない弟は、ストレスを溜め込んでしまってる。

弟のことを思って母に説いている妹の方が私よりも姉みたいだった。
そして、妹も感極まったのか、話してる時に泣き出した。

弟は弟で泣いてたしなー。
「僕なんていない方が良かったんじゃない」とか「何のためにいるんだろう」とか。
本人曰く、「別に死ぬつもりじゃないから、心配しなくていいけど」らしい。
今日は我が家の人々にとっては涙の一日だったらしい(父のことは知らないけど)。

その後、母方の伯母夫婦を巻き込んで、父が電話で一騒動起こして。
母は(父のことを差して)「こんな親の子に産んじゃってごめんね」とか、
「(結婚前や初期は)こんな人だとは思ってなかったんだけどね」とか、
「もう一緒にやってくのが本当に嫌だ」とか言ってた。

私は私で、後で弟と幾らか話してた。
母に対して私が抱えてる秘密について、とか(弟は概ね知ってる)。
今日は今までになく、いろんな人生論が飛び交ってたな。

私としては、一度みんな距離を置いた方がいいんじゃないかと思う。
近すぎて、お互いのことを傷つけるしかできてない気がするから。

……と思うのだけど。
私の思考がいまいちまとまってないんで、とりとめのない文章でスミマセン。
ひとまず、いろんな意味で今が正念場らしいです。頑張れ私(と家族のみんな)。


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