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2005年05月13日(金) 初心者講習と弟の誕生日

でも、朝話した時に誕生日のことを言うの忘れてた(^-^;)

10時から勤労文化会館で免許更新のための初心者講習。所要時間は2時間。
駅から徒歩5分くらい、自宅から自転車で15分くらいの場所。
10分前に来てくださいというお知らせがあったけど、それはちょっと越したかな。
どうにか10時よりは前に着いたけど、2階の研修室はもう結構席が埋まってた。
でも、私より後にもぱらぱらと入ってきた人はいた。

最初に免許とお知らせの紙を受付に出したら、冊子を3種類もらったんでぱらぱらと見てた。
ここでは初心者講習と違反者講習を同時に開催してるとのことで、50人ほどいた。
道理で、見た感じ初心者に見えない人がいっぱいいるなと思った。

1時間半くらいはおじさんの話を延々と聞いてた。眠かったけど頑張った。
道路交通法の話もアリ、おれおれ詐欺の話もアリ、といろいろ。

「あなたの娘が交通事故を起こしましたので……」なんてうちにかけても意味ないな、
なんてことを思ってた。私はもうペーパーになって久しいし。

でも、人身事故の話を聞くと、「自分が加害者になったらどうしよう」、と怖くなる。
運転技術にはからっきし自信がなくて、免許取る前もそう思ってた。
極論を言えば、誰かを傷つけるよりは自分が傷ついた方がましだな、とも思ってた。
割と先走って物事を心配してしまう性分らしい。

免許とって一年ばかりは時々運転してたけど(当時の日記を見ると懐かしい)、
まだ一度も、助手席に母を乗せずに運転したことがなかったりする。
次にちゃんと運転するのはいつのことなのか、さっぱりわからない。
多分、今の家にいる間は運転する必要性が基本的にないしなぁ。
というか危なっかしくて運転させてくれないと思う。
前でさえ、いつも同乗者をヒヤヒヤさせてた過去があるし(^_^;)

30分ばかり、飲酒運転撲滅に関してのドキュメンタリー番組を見た。
過去に起きた、悪質な飲酒運転の死亡事故の再現シーンになった時、泣いてしまった。
家族4人のうち幼子2人が亡くなった時のと、公務員を目指す専門学校生が亡くなった時の。
残された人たちはやりきれないよなぁ、と思ったらじわっと涙が。
幸い、今までに近しい誰かを交通事故でなくしたことはないのだけど、
こういう人の痛みには共感してしまいやすい私。
見終わった後、思わず「世界平和なんて大それたことは言わないけど、
どうかせめて私の近しい人たちが、健康で幸せでありますように」と願ってしまった。

見終わって部屋が明るくなって、さぁ終わりかなと思ったら、新免許の配布が。
……あ、忘れてた(^_^;)受付順だったんで、私はかなり後の方だった。

新しいのをもらった後に、「前のは返して頂けないんですか?」と訊いた。
母が今までのを全部持ってたから、もらえるものなら欲しいかな、と。
そしたら、「次からは先に言ってもらえれば、同時に返すので」と言われた。
初めてだったし、どういう流れなのかわかんなかったんだよなぁ。
最初に古い免許を提出した時、少し迷ったけど言っとくべきだったらしい。

全員のを配布し終わった後、箱を開けて全員分の中から私のを出してもらった。
そして、二箇所にパンチで穴を開けてから、渡してもらった。
「すみませんお手数おかけしました、ありがとうございます」と言って受け取った。

えぇと新しい免許なんですが……顔の表情はともかく色が。
なんか光の加減が失敗したのか、鈴木その子ばりに真っ白。ちょっと怖い(-_-;)
これを3年間持ち続けることになるんだなぁ。やれやれ。

それから大学に行って南部食堂で昼食。
昨日の夕方くらいに不意に食べたくなったんでカツ丼にしてみた。

食後は書籍に。
今日発売の新刊があるかなぁ、とどきどきしながら行ったらあった!!
やったね♪と思いながら買って、妹に捕獲報告のメールをした(笑)
グリーンベルトの木陰で読んだ。ちょっと優雅な感じ?

実は書籍からグリーンベルトに向かうのに、教育学部→文系共同館→文学部、
って行き方をしたら、文学部の階段を下りてく途中でS原先生に会った。
(私信だけど、卒業式の時に廊下で写真を撮ってもらった先生です)
「元気〜?」「はいー(^^)」「まだ図書館にいるの?」
「えぇ、バイトは続けてますけど、今度22日に試験を受けますー」

その前にも、駅を出てしばらくして、T橋先生も遠目で見かけた。
今日はそういえば金曜、ってことは例年通りなら4限が源氏の授業?
と思ったら懐かしかった。大好きだったなぁ、あの授業。
レポートや論文やらはもう懲り懲りだけど、先生の雑談を交えた話を聞いて、
時々先生の質問に対して答えて、って授業がいつもすごく楽しみだった。
源氏の授業は3年間、どうしてもの用事以外は一度も欠席しなかったし。

その後は20時近くまで図書館で勉強。

帰宅後、ようやく弟におめでとう、の声をかけた。
夕食時も、どうにか父は今日は大人しめで良かった、かな。
20歳になって何ができるか、って話になって、飲酒と選挙、他には?
「親の許可がなくても結婚できるね」と言ったのは私だったり。
別に他意は何もなかったし、この後特に何もなかったけど。

食後にはケーキが。母がアピタでバラバラに買ってきてた。
たとえ家族でも、子供の食べかけを受け付けない父は1人で1つ食べて、
あとはみんなで少しずつ分け合って食べた。まぁまぁ、の味だった。

そして弟は入浴後に2階の自室でこっそり1人ちびちびとビールを。
母は知ってるけど、弟が父とは一緒に飲みたくない、ってことで。
冗談半分に私が「お相伴しようか?(笑)」というと「酒が不味くなる(笑)」と。
半分以上本音が入ってるんだろうなと思うけど、まぁ姉弟だしこの辺はさらっと。

我が家は割とこういうところが厳しいし、この件に関しては敢えて
逆らおうとは思わなかったんで、一口味見程度じゃなくて、
缶1本を、っていうのはちゃんと誕生日を私も弟も守ったらしい。
私の場合は1週間だけ、文新歓パーティーでフライングしたけど(親には内緒で)、
それまではお酒をまともに飲んだことはなかったし。

何はともあれ、20歳おめでとう、とここを見てはいない(はずの)弟に。


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