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2005年04月27日(水) |
新しい仕事と思いもしない報せ |
今日の最初の仕事は一昨日の水浸しの本の後処理。 聞いた話によると、一昨日は19時頃まで作業が続いたけど昨日は何もだったとか。 まだ書架の方は一時的に閲覧停止になってるのかな。 乾いてる本とまだ濡れてる本を調べて分けてた。
そうそう、紙のストックが一昨日は最初あまりなくて、リードクッキングペーパーが登場(笑) でも色が少し変わりかけてた。何でも、9年目になるI本さんが来られた時からあったそうで。
10:30頃に事務室に戻って、新着図書の装備をすることになった。 今までは全部5階の人がやってたけど、今年度から人手不足(?)でうちも担当することに。 この作業の担当はメインはU美さんだそうで、最初に少し説明を受けた。
バーコードと請求記号のラベルを出すところまでは5階でやってくれるそうで、 それを本に貼ってボンド塗ったりラミネートしたり、をうちがやるとのこと。 まずは「図・本館」の印鑑を表題紙に押して、IDを表紙or裏表紙&表題紙に貼った。 時には少し触れただけで手がものすごいことになる本を扱うこともあるから、 こういう新しい本ばかりに触れられるのって何だか嬉しい。
11時から臨時で1時間だけカウンターだったけど、この作業を続けた。 そんなに人も来なくてわりとはかどった。
お昼は相互の人たちに混じって食べた。KKちゃん・S井さん・K林さんと4人で。 月曜は5階ラウンジ、水曜は2階で相互の人たちと、木曜は閲覧の自分の机で。 そんな感じのパターンができつつある模様。
S井さんは以前になごすいにいたことがあると判明して、高校の先輩の話で盛り上がった。 S井さんも文学部で西洋史出身の人だったとわかった。多いなー、文学部。 大学職員の試験を受けるって話もした。どうなるかなぁ、一次試験。
午後はボンドを塗った修理本がいっぱいあってそれが乾いたそうで、 1階の327〜329の辺に納架に行った。その後、また新着本の装備。
今度は新書のビニールカバー。初挑戦。 U美さんの説明を聞いて挑戦してみたけど大失敗。空気の穴がぼこぼこ。
一度ちゃんと見せてもらおうということで、5階の図書情報のところに。 まだ名前をよくわかってない職員さんが実演してくれた。 そっかなるほどー、と思いながら見せてもらった。
そして戻ってきてやってみたけど、次の1つはどうもイマイチ。 というか、置き場所が悪くて長さが足りなくて剥がす羽目になった……(/_-) でも何度かやってくうちにかなりいい感じのができたのは嬉しかった♪ sakuraちゃんもこういう作業をやってたんだなぁとか思い出してた。
見てたら面白そうな本が何冊かあったんで、タイトルと請求記号を控えといた。 まだこれが貸出可能になるのは連休明けらしいし、一番で借りるつもりはないけど、 時間ができた時にでも読んでみようかなと思って。
仕事後はちょっとだけ眠ってから勉強してた。 19時過ぎに<彼>と待ち合わせてIBカフェに向かった。 夕食は家で食べるつもりだったんで、軽くパン1個と飲み物を。 最初はカップルが1組いたけど、途中から他には誰もいなくなって貸切状態?だった(笑)
帰宅後、つけてあった「その時歴史が動いた」を見ながら夕食。 まだ弟も妹も父も帰宅してなくて食べるのは私一人、母が横にいた。
今日は伯母と祖父のところに行って来た母に、どうなったのか尋ねた。 実は先週の月曜から祖父は検査入院をしてた。
母は答えるべきかしばし躊躇って、「あんたはもう大人だから話すけど」という前置きが。 まだ当分は弟と妹には内緒にしといてね、と後で言われた。 「何、勿体ぶっちゃって。もしかして痴呆が始まったとか?」と訊くと、 そうじゃないらしい。でもそういう答えが返ってくるとはさすがに予想しなかったな。
ガンが既に転移してしまってる、なんて。
直接書くのはやめとくけど、以前に現天皇が罹って手術したのと同じガンだと。 しかももう手術はできなくて、あとは薬による治療しかできないんだと。
「余命がどれだけとか、そういう話は出たの?」と言うと、 「じいちゃんも一緒におったで、そういう詳しいことはわからんのだわ」。 今日は祖母と伯母と一緒に4人で説明を受けたらしい。 ……いきなり本人にガン告知なのか。すごいな。
「もうちょっと素直に言うこと聞いてくれるといいんだけどね、」と母。 母や伯母が来ることを拒んでるらしい。行っちゃえばこっちのものではあるけど、 でも嫌がるのに無理して……ということもあってなかなか行けないんだとか。 さすが大正2年生まれというか。孫の私の前ではあまりそういう姿を見せないけど、 祖父はかなり頑固だ、と母は言ってた。
近々、伯母と2人で行って詳しい話を聞いてくるのだそうだけど、 一体どういう結果が待ってるのかな……。 ガンが転移したところは黒い斑点ができるそうで、それがあちこちにあった、 と母は言ってた。相当進行してるのかな……。 とは言いながらも今日の祖父は元気でぴんぴんしてたそうで、30日に退院予定。 でも退院の日には来るな、と母と伯母に言ってるんだとか。
話を聞いた時は相応にショックを受けたけど、でも割と冷静だったと思う。 今年で祖父は92になるけど、この分だと100までは無理なのかな。 せめて私が就職を決めるまでは生きてて欲しいけれど、どうなんだろう。 身近な人の死というのは6歳の時の曾祖母(104)だけだから、いざとなったら 自分がどうなるのか想像がつかないけど。
少しでも元気で長く、祖父が生きててくれますように。
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