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2004年05月27日(木) 支離滅裂な感情……か?

何となく新ページを作りたくなってやり始めたら3時になってしまった。

仕事の時間には間に合った。でも眠い……。今日は1ヶ月ぶりに蔵書整理。
どの場所をやればいいのか掛長に尋ねたら、私は3Fの南側を頼まれた。
そのうち来るのかな、と思ってた文子さんが現れず、時々掃除のおばさんや、
作業のおじさんが通りがかることはあったけれど、閲覧掛の人がいない。

書架から要修理の本を見つけ、2階の方に行ったら、事務室の電話が鳴ってる……!
でも、誰もいない。相互利用のバイト(正式には非常勤)の人が1人いたけど、
閲覧の人は一体どこに〜〜?他の人は3Fの北側をやる、と聞いたんで、
3Fをぐるっと一周してみたけれど、誰も見つからず。ど、どこに行ってしまったんだ……?
ふっと「漂流教室ならぬ漂流図書館?」と思ってしまった。
飛ばされたのが私なのか、それとも他の皆さんなのかはわからないけど。

途中でワックスをがけ作業が始まったんで、一時場所を移動。
0類の辺りから7類の大型本の方に。お、重たい……。ワックスがけといえば、
小学校の時なんかは学年通信にその日程が載って、その日は教室の外に
机や椅子一式を放り出し、雑巾で乾拭き→水拭き、と二度がけをした後に
ワックスを塗ったなぁ、と思い出した。ちょっと懐かしげ。

誰もいないことに心細さを感じつつ、黙々と作業を続けた。
数字と英字のラベルを見てると、目が疲れるというか眠くもなってくるけど、頑張った。
何度か2階と3階を往復して、ようやく掛長達が戻ってきてたのを見つけたけど、何かお話し中。
もう済んだ話だし、後でいいかと思いつつ、12時間際になって作業を終えるために戻ってきた時、
N村さんに訊いてみたら、何か話があって皆さんで集まってたらしい。
なんだ、そうだったのか、と納得はしたけど。

知り合いが誰もいない場所って、よく見知った図書館とは言え心細い。
まだ5歳の頃、今の家を下見に来た時、私と弟(当時2歳)が車の中で寝てしまい、
その間に母と父の2人で行ってしまった時のことを思い出した。
目が覚めたら、見知らぬ土地に弟と2人。当時から悪い子の自覚はあったんで(笑)、
もしかして見捨てられたか、さもなくば2人の身に何かあったんじゃ……?
と心配になったのを覚えてる。昔から、悪い方向への想像は逞しかったと思う。
一人で過ごすことには慣れてるはずなのに、時々、一人ぼっちでいることが無性に怖い。

3限は先週までの発表を踏まえ、全員が意見を述べる、ということになった。
でも先生は端から順に当てていくのが好きではないらしく、挙手順に。
結局、どうしようかと様子を見てる間に時間が来て、私は当たらなかった……。
いつから積極的に発言できなくなったのかな、私は。まだ小さい頃はとにかく思ったことは
言ってたと思ったけど、気がつくと引っ込み思案になってしまってた。

3限終了後、昨日撮ったデジカメの写真を現像に出し、待ち時間は池下のブックオフでつぶした。
ちょうど、前から興味があったシリーズが揃ってるのを見つけ、気づいたら11冊読破してた……。
購入自体は文庫1冊のみ。一昨日、100円券をもらったんで、5円で済んだ。

そして、写真屋さんに戻った時、悲劇は発覚した。
引き換え券をカウンターに出し、いざ精算となった時。額を聞いて唖然呆然。
2205円……っ!?そんなバカな。私は2枚メモリカードに入れといて、6枚ずつの焼き増しを頼み、
合計12枚で、1枚37円と聞いてたのに、何で2千円超えてんのっっ!!??
と思うと、10枚入ってたとのこと。……え?10枚?あ、と思い出す。一旦2枚だけにしたけど、
本体でリサイズしようと思って、それで増えたのを消すのを忘れてた……!
でも、3パターンにしたはずだから6枚のはずなのに。あとの4枚は何?
わからないままに、でも私がうっかりしたことだけは確からしいことがわかり、
「あ、すいません勘違いでした」と店員さんに告げ、お財布からお金を。
私、そんなに今お財布に入れてたっけ?と一瞬不安になったけど、幸か不幸か入ってた。

一旦外に出て、60枚の写真を確認した。半分以上が、使えない……。
リサイズで画像の質を落としたものは見られたものじゃなかった。
こんなの人にあげられない。うわーうあーうがーうぎゃー(壊)
1500円以上をドブに捨ててしまった。スーパースペシャルハイパーショック(謎)
どうにか見られる出来のものを、できるだけ沢山の人が買いとってくれるといいのだけど。
先生以外の人の分は、注文とってからまとめて焼き増ししようと思ってたのに、
むしろ今のままだと失敗作の分だけで大赤字だ(大泣)全部自業自得だけど。
それにしても、無料でつけてくれるインデックスに、ファイル名があったけど、
何故か拡張子がjpgじゃなくてjpeのがあった。どうやらそれが画質が悪いっぽい。
誰か、いらなくなった写真でできる裏技ご存じないですかー?(ヤケ)

しばらく呆けてたら、仕事帰りのN畑さんが通りがかった。バイト先の本屋のビル目の前。
あー木曜はN畑さんが遅番の日じゃないんだっけ、と思いつつ「こんにちはー」と挨拶。

ちょうど、少し前にお昼にある人に打ったメールの返事が返ってきてて、
悪気はなかったつもりだけど、思慮が足りない書き方をしたな、とその返事を読んで、
軽く自己嫌悪に陥ってたところだった。あー……。キャパシティオーバーした。
ショックなことが重なると、人間やっぱり脆くなる。

ついでに、私は突っ走ってしまう性質なんで、一度気分がネガティヴになると、
一気に連鎖的に思考が悲観的に走ってしまう。……泣きたい。

こういう時、誰に泣きつくべきなのか私はわからない。ただの愚痴だし。
事実は消せないにしても、ショックを緩和させられればいいのだけど。
母はどうせ言っても「何やっとんの」で、言ったら却ってプライドが傷つくだけだし、
妹は特に今はテスト週間だから聞く耳持ってくれずにどうせ「うぜぇ」で終わるし。
弟は……どうなんだろ。「あっそう」で終わりそうな気がする。
こういう時、もしも恋人がいたら、慰めてもらえるものなんだろうか、
と意味のない想像をしてみる。以前読んだ「話を聞かない男、地図が読めない女」によると、
解決を求めない話を聞かされることに男は価値を見出さない、というようなことが
書いてあったように思う。だったら、却ってうんざりさせてしまうだけだろうか。
私って恋愛に幻想抱き過ぎてる方なのかなぁ……?22年間現実を知らないまま、
あれこれ想像だけはしてみることは時々あるけど、所詮机上の空論だし。
こんなことを思ってる辺り、その気(ケ)があることは自覚中。

友人としてであれ、恋する人としてであれ、人に救いや癒しを見出してしまうと、
ほどほど、ということができずにひたすらその人に依存してしまうタイプだから、
やっぱりできる限り自分で自分の感情にけりをつけるのが一番得策、なのだろう。

名駅で改札を通る前に定期を出そうとして、鞄のポケットから落ちたものを見て、ハッとした。
うっかり落としたら、申し訳が立たない、私のものであって私のものでないもの。
そうだ、ボーっとしてちゃいけない。腑抜けて更に失敗を重ねないように、
と少しだけ気を引き締めた。例えばうっかりして今携帯をなくしたりしないように。

地元の駅に着いたのがもう20時近かったけど、その後、本屋に。
何冊かの雑誌を読んでたら、幾分かは気が晴れた。「なんて素敵にジャパネスク」
「月下の君」「彼氏彼女の事情」「風光る」「玄武開伝」などなど、1時間近く読んでた。
全部の雑誌の刊行日程を把握してる訳じゃないんで、毎度毎度読んでる訳でもないけど。
あ、ジャパネスク以外はみんなsakuraちゃんに借りてるな……いつもお世話になります<(_ _)>

明日、総代会さえなければまた出直しても良かったけど、明日が駄目だと、
土日月は多分来てる余裕ないし、火曜だとまだ残ってるのか不安で、
21時近くまで居座ってしまった。とりあえず、これが今私にできる、
最良のストレス解消方法。大抵のケースは、本かマンガがあれば、
全回復とまではいかなくても、多かれ少なかれ浮上はできる。
何も読む気にすらなれなかったことは、今までにただ一度だけある。
万一、再びそのレヴェルまで撃沈することがあったら、日記を書く気力もないかもしれない。
事実、その当時は日記を書くことを放棄してた。今ではもう遠い昔の話。
そんな日が二度と来ることのないように、ただ祈るのみだけど。


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