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2004年03月06日(土) トゲトゲ

またしても昼近くまでうとうと部屋でやってたら、弟がやってきた。
今日の正午に大学の合格発表がネットであるから。
まだ半覚醒の意識でパソコンを弟に手渡し、回線をつないで表示されるのを待った。
妹と母もやって来た。……でも結果は。不合格、だった。

まぁ弟自身駄目だろう、って言ってたし、そりゃあ受かってればいいな、とは思ってたけど、
内心ではさほど期待してなかったのが多分実情。冷たい姉かもしれないけど。

食事を終えた後、自室の豆電球が切れてたんで、交換することにしたけれど。
カバーをとり外し(うわ埃や虫(小蝿とか)の死骸が……)、替えようと、
ついてる電球を捻ったら、普通に点灯した。なんだ、緩んでただけか。
そう思って、再びカバーを取り付けようとした時。カバーを止めるネジが吹っ飛んだ。
私の手が滑った所為で、部屋の何処かに。おかげでカバーを固定できなくなり、
やむなくカバーは撤去する羽目になった。失敗したなぁ、と思いつつ。

部屋に来た母はついでにいろいろ小言を残してった。「幾ら何でもひどすぎるよ」
もう耳にタコの台詞。……私の部屋の状態について。日によっては軽く流せるのに、
今日はイラついてしまった。たまたまタイミングが悪かっただけかもしれないけど。
今のところ私にとっては家族が一番、ストレートに負の感情をぶつけられる存在だ、とふと思った。
正確に言うなら負、というよりは相手に対する苛立ち、か。やはりそれなりに依存してる。
基本的に感情をぶつけても、一時的には気まずくなることもあるけど、何だかんだ言って、
しばらくすると何事もなかったのかのようになってるし。
爆発した・された時の記憶はそりゃあ残ってるけど、でも案外けろっとしてる。
そんなことを繰り返してる所為で、感覚が鈍ってるのはあるかもしれないけど、
でも、或る程度は「これくらい言っても大丈夫だろう」という依存はあると思う。
だから多少のいざこざは日常茶飯事になってる、とも言えるのかなぁ。
外に出るとやっぱり基本的には事なかれ主義に走ってるな自分、と時々思う。

一応、少しばかり部屋の片付けはしたけど、でもねじは出てこなくて、今もそのまま。
カバーをとったおかげで、部屋が前より明るくなった。でも気分はトゲトゲだった。

夕方、もう何年ぶりかわからないけど「天才クイズ」を見た。
昔といろいろ変わりすぎだ。今でもわからないような問題もあったけど、
やっぱり今思うと簡単にわかる問題も多い。それだけ雑多な知識は増えたらしい。

何か本が読みたくなって、以前買った村山由佳の本を読んだ。「海を抱く BAD KIDS」。
やっぱり何年か経つと内容は忘れてくものだな、と思ったけど、内容を忘れてた分、
また新たな発見があったというか。そういえばこの本の登場人物の一人が、
今まで本を読んだ中では自分に近い人だ、と自分では思ったのだった。昔も今日も。
また詳細はいつか蔵書リストの感想の方で書く予定なので興味のある方はどうぞ。


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