DiaryINDEXpastwill


2003年11月08日(土) どきどき脳波測定

本日のタイトルは地理学の講義のぱくり……かもしれません。
私はとってないけど(というか時間的にとれないけど)、金曜4限に
「わくわく地理学」なる題目の講義が文学部にはあるんです。本当に。
一体何をするんだろう……?、というのは目下の謎。

某所で話題になった心理学の実験のために、13時に大学へ。
と思ったら1本電車を逃がし、このまんまじゃギリギリ!?な状況に。
ここまで頑張って本山から自転車漕いだのは久しぶりかもしれない。
何しろ初対面の院生の人だから。30分単位で遅れるなら電話しようかとも思ったけど、
まぁギリギリだし、ってことで急いだ。久しぶりに共通教育棟の前に自転車を停め、
文学部と教育学部の間の建物の……どこなんだろう?と困ってた時、
携帯を開くと留守電が。あれ?と思いつつ聞いてみると、「実験がおしてるんで、
30分遅らせてもよろしいでしょうか?」とのこと。この時間なら普通に外にいたんだけど、
なんで鳴らなかったのかな……?着信履歴に番号は残ってなかった。
私としては別に構わなかったけど、こういう場合、かけ直すべきかどうか悩んで、
しばらく考えてたら、向こうからかかってきた。基本的に家にかかってくる電話や
見知らぬ番号からだったら自分からは名乗らないけど、この場合はわかってたんで、
「はい、美和ですー」と開口一番に。「留守電聞きました」、ってことで、時間つぶしにリテラボ。
今日は荷物が重たかったんで、とりあえず邪魔なものは鞄から出して、
再び13時半に下に下りていき、さて、どうしようかなぁ、と思ってたら、
中から人が出てきて、「美和さんですか?」と聞かれたんで、(あぁ、彼女がI川さんか)
と思い、「はい」と答えて、中に入ってきました。

この心理学の実験室、毎日前は通るのに中がどうなってるのかは全然知らなかったんで、
どんな所なのかはちょっと楽しみにしてました。まぁ当然と言えば当然ですが、
同じ文学部でも日本文学とは全然違いました。いろんな機器が置いてあって。
私は奥の部屋に通され、そこには一台のパソコンが。パソコンの画面に出てくる
文字を判定して、どちらかのキーを押して下さい、という実験内容でした。

で、その前に脳波を測定するためにコードを頭や顔にぺたぺたと。
結構これに時間がかかり、準備してる間、ずっとおしゃべりしてました。
I川さんは北海道出身で、教育学部から文学研究科に移ったんだそうです。
割とお互いにおしゃべりは弾みました。先にネット上で名前を知ってから
オフで会う人が今年はちらほらいますが、やっぱりなかなか自分のイメージと
ピッタリ、ということはないですね。I川さんの場合、想像してたよりずっと
気さくな方で、助かりました。美容院とかで話が困る場合がありますが、
今回はそんなこともなくて、リラックスできたんじゃないかと思います。
……私の肌が「すべすべですね!」っていうのはどうなんだろう、と思いましたが。
何せまともなお手入れを何1つやってないんで、褒められた状態じゃないと思うんですが。
「何かやってるんですか?」と訊かれて、「いえ、何も……」と正直に答えましたが。
そういえば、就活の時のお化粧、何からやればいいんだろう……?
お化粧のりが良くなるように、今のうちに乳液とかで肌の調子整えといた方がいいのかなぁ。

事前に署名をして(一応こういう実験には承諾書がいるそうです)、
簡単なアンケートに答えてから、いざ実験開始。字の変わるスピードが早くて、
押し間違いを多発してました。実験の目的は如何に正確に押すか、ではないと
説明されてたからそれはいいんです。ただ、タイミングを間違えて瞬きすると、
それが脳波に影響されちゃうんで、画面に「瞬き!」という字が表示される時に
瞬きをするようにして下さい、と言われてました。でも、これがなかなか至難の業、
だったんですよねぇ。ボタンを押した時とか、その正誤判定が表示された時なんかに、
つい勝手に瞼がぴくっと動いちゃって。3回に分けてやりましたが、結構途中で
気分がブルーになってきました。終わったら、まずコードを取り外し。
それから隣の部屋で、測定した脳波を見せて頂きました。「とてもきれいな脳波ですね」
と言われましたが……素人には「へー、そうなんですかぁ〜」としか(^_^;)
かなり失敗したと思ってたんですが。まぁでももし結果が失敗だったとしても、
「こんなの使えないじゃないですか」とは言うはずもないだろうし……
実際のとこはどうだったのかなぁ。できれば本当にお役に立てたと信じたいものですが。

それからリテラボに戻って何故かロシア語の予習を。でも、外は明日の秋革祭の準備で
予行演習でもやってるのか、スピーカーが五月蝿いし、実験の時に使った、
コードを固定するために頭皮に塗ったクリーム(デンプンなどを混ぜたらしいです)が
残ってて、私は髪をいじる癖があるんで、触る度に手がベトベトになって、
「あーっ、髪洗いたいっ&耳栓が欲しいっ!!」とかなりのストレスに
晒されながら作業をしてました。ロシア語のキリがついたら、
大和物語のレジュメ作り。今日は驚いたことに、徒然草の演習のために、
2年生が何人か来てました。休みの日にわざわざ、すごいですね。
この演習、明確な終わりがよくわからなくて大変、と同級生の1人が言ってました。
万葉集より更にしんどい場合もあるのかなぁ。3週連続の人もあった、と言うから。

帰りにBOOKOFFに寄りました。今日は特に買うものはなし。そういえば先週、
ここで学部の1年生を見かけました。というか、帰りの電車が一緒だったんですが、
特に話しかけることもなく、名駅まで乗ってました。彼は文新歓の合宿の帰りも
名駅まで一緒で、その時はいろいろしゃべったんですが、やっぱり男の子だと
(余計に)自分からは話しかけづらいです……。どことなく、顔立ちが中3の従弟に
似てるなぁ、という意味では多少の親近感は沸くんですが。彼の出身高校は
4月に聞いたんですが、そうだとするとうちの中学が10人くらい毎年行くとこなんで、
私の知り合いを知ってるのかなぁ、というのはちょっとだけ興味が。

今日は実家の方で何か行事があるとかで、父は昨日から2泊3日で出かけてるんですが、
本日深夜、私がお風呂を出たら、何故か父の部屋の電気がついていたんで、
「……母さん?」と呼んでみると、父の部屋を掃除した時に出てきた書類を
「読んでみ」と出してきました。ん?と思いながら目を通して……愕然。
そこには大学進学に際して弟に対する希望(というか注文?)の箇条書きが。
「自分が一言話したら二言以上で返すこと」「自分の会社のことに興味を持つこと」など、
見当違いなコメントが目立ちましたが(大体弟は経済学部を希望してて、工学部だった
父が入った自動車関係の会社にどう興味を持てと)、1番ぞぞぞ、っと鳥肌が立ったのは
「自分と苦楽を共にすること」……あんたは弟と夫婦にでもなったんかいっ!
とツッコミたくなったのは言うまでもなく。正直、父が異星人のように見えました。
弟が自分のことをどう思ってるかに、今もって全然気付いてないんだなー、と。
そりゃ私も他者の思惑には疎いけれど、ここまできてるとは。というか、
私が読んだ文章、父が子に言うような内容じゃないのばっかりだったし。
ちなみに母は、全部捨ててしまったことにして、自分で保管しとくらしいです……
弟には見せずに。そんなもんの使い道、どこにあるのか知らんけど。


ルゥ| pastwillMAIL