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2003年11月05日(水) 本と私と文新歓と

微妙に(また)遅刻気味で行った一限は、板書をとろうとしても、
こっくりこっくりしてしまい……行った意味があるのかどうかは謎。

2限の前に、教室にいた友人が手にしてた文庫(ブックカバー付き)の中身が
ちらり、と見え、あ、あれは……講談社の某文庫と思い、中身を確認させてもらったら、
それは確か私が中1の時に読んだ好きなシリーズの1冊だった。
(揃ってなかった分はリクエストして入れてもらった程度には好きだった)
ティーンズ向けのはずのその本はやたら言葉遣いが難しくて、辞書を引き引き
読んだ記憶がある。「精悍」って言葉を覚えたのも確かこのシリーズ。
頑張って言葉を覚えようとリスト作ってたこともあったな……。
年々、時間がなくなってくと思うけど、後で振り返れば、まだ十分にあの時には
時間があったんだなぁ、なんてしみじみと思ったりする。

前にも彼女とは読んだ本がかぶってたことがあったけど、やっぱり自分と
同じ本の知識を共有できるのもいいもんだな、と思う。
読書は個人的な作業だし、割と自己完結できればいいかな、と思ってるところもあるけど、
時々、誰かと話すことがあると、とっても楽しい。メインのジャンルは大学生一般が
読む類のものじゃないかもしれないから、尚更希少、かもしれない。
別に本の趣味が合わなくても友人にはなれるけど、友人と本の趣味が合ったらより幸せだと思う。
よっぽど抵抗のある人の本じゃなくて図書館に置かれてれば、友人の好きな本は
目を通してみようとはしてる。話題にもなるし。つまらなかった場合は内密で、だけど。
ネットで探せば同好の士は簡単に見つかるんだろうけど、そこまではしようと思わない。
書評や作者本人やファンのサイトを巡るのは好きだけど、飽くまでも基本的にはROM。

そういえば、最初にこの作者に出会ったのが中1の時だとすると、もう8年目、か。
全部が全部面白いと思ってるわけでもないけど、何となく今でも図書館に新刊が
入ってれば、とりあえず借りて読んでる。そんな作家は、きっと両手両足では
数え切れないくらい、いる。勿論、途中でやめてしまった人も僅かながらいるけど。
あ、その前に売れ行き不調なのか作家の都合なのか知らないけど、完結しないままに
本を出さなくなってる人の方が、読むのをやめた人よりは、きっと多い。

2限は、またemacsを使ってperlの記述練習。今日は模範解答を写しても全然うまくいかない、
と思ってたら、「#!/usr/bin/perl」の最初の/が抜けてたり、usrをuser、
って書いてたりしてた(^_^;)行末の;は割と念入りにチェックしてたけど、
こっちが疎かになってたらしい……。でも、何やってるのかは全然わかってない……。

昼食、フレ南で食べてたら、ふっとある人が友人と食べてるのが目に入った。
あ。……私、あの人に昔間違い電話をかけたことが。まだ携帯が折りたたみでも
フリッパーでもないストレートタイプだった頃、配られたクラス名簿に載ってる人は
とりあえず全員登録してたら、鞄に入れてた時に、知らない間にかけてた。
しかも、とられてたことに後で気付いた……。その時は顔を知らなかったけど、
後日授業で名前を呼ばれてる時に確認して、誰だかはわかったけど、
わざわざ言うことでもないから、そのままになってる……。
多分、彼は私のことは全然知らない、と思う。同じクラスではあったけど
接点も何もなかったし、研究室も全然違うし。
ものぐさな私は、誤動作防止機能を時々入れてなくて、他に高校の友人や、
高校の時何度か行った「あさくま」にかけてたことが(-_-;)
今は折りたたみなんで、そういう心配はなくなったけど。

その後、19日に行われる「公務員試験模試」の申し込みを書籍でしてみた。
まだ何も手をつけてないから1割もできないかもしれないけど、
まぁどんなものなのか、タダなら試してみてもいいかなぁ、と。

図書館のバイトは15時から15分間の休憩時間があるんで、その時間を使って、
第3期の第1回文新歓会議に行ってきた。今日が1年生との初顔合わせで、
何人来てるのかなぁ……と不安と期待でドキドキしながら教室に向かったら、
男の子と女の子が1人ずつで、どっちも顔と名前は知ってた。うーむ、2人か。
もうちょっと来てるかと思ったのに。パーティでのノリとメンバーは比例する、
というわけではないのか。というか、このままだと当分サイトの管理は私が、かなぁ。
まぁさほどやることがあるわけでもないし、いいと言えばいいんだけど。
引き際が肝心、と思いながらも、引退は寂しかったりして、やや複雑な心境……。


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