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2003年10月24日(金) 大失態

9:10頃にうっすらと目が覚め、あ、2限間に合わないかも……まいっかとか思ったけど、
がばっと目が覚めて気付いた。「全っ然良くない!!!」
私がコピー代金の集計表を持って帰ってたことをすっかり失念してた。
ヤッバ、と思ってご飯も断念して、電車に駆け込もうとしたけど、
後一歩のところで間に合わなかった。電車通学だと、こういう時、一本電車逃すと、
15分とか20分とかの遅れにつながるのが面倒。寝坊した私が一番いけないのは
よっくわかってるけど。とりあえず、遅刻する旨を駅のホームでメール。
嗚呼自己嫌悪。事情を説明すると、前回集計表を作ったとき、名簿の一覧を
前回担当したI垣さんが持ってて、昨日それを知り、じゃあ今日の2限の前に
渡してもらって、2限は空きのHさんに記入をお願いしよう、という話になってたのでした。

授業終了後、急いでI垣さんに名簿のことを聞くと、リテラボの方に置いてあるよ、
と言われて、ならその前に一度私がリテラボに寄ればよかったのか、とか今更気付いたりして、
取る物も取り敢えずリテラボに向かい、果たしてそこにはHさんがいて、
謝罪の後、分担して作業を再開。結構これが時間かかって(私がもうちょっと考えて
進めとけば良かったんだけど)、12時半になって、その場に来た某人とお昼ご飯に。
今日は4年の先輩が教員採用試験の雑誌を持ってきてて、受け取ってました。
いいなぁ。誰か、私に公務員試験関係の本、くれないかしら。
南部食堂に行ったら、昨日一緒に食べてた2人が注文してた白湯ラーメンを私も。
どこで食べようかな、と探してたら、また別なお友達を発見。ラーメン大盛り。
わざわざ移動してもらって、一緒に3人で食べました。そういえば一緒に食べたのは今日が最初。

3限はほとんど内職してました。明後日の漢検に向けて。
やっぱ独学、ってなかなかペースを守るのが難しいっすね。やったりやらなかったり。

そして4限。今日は割と頑張りました。「若紫」の巻で、明石の入道と明石の君の噂がちらりと。
さすがの紫式部もあれだけの大長編を綿密に書き上げることはできなかったらしく、
ここでの明石の君の年齢と明石の巻の年齢は計算が合わなくなるそうですが。
明石の入道が受領になった、という話で、受領階級の人々の話に話題が変わり、
受領といえば、ということで登場したのが、かの枕草子第25段の
「すさまじきもの(興醒めなもの)」。その章段の中に書かれている、
「人の国(都ではない地方)よりおこせたる(寄越してきた)文の物なき」の物は何か、
と先生に問われ、「特産品やお土産のようなもの」とどうにか答えられました。
この章段は高校の時にもやったんで、ところどころ覚えてました。ほっ。
「では逆に、都からの文についてはどう書かれてるか」、という問いの答えは、
「都の手紙はそれだけで有り難い」んですよね(されどそれはゆかしきことどもをも書き集め、
世にあることなどを聞けばいとよし)。つまり、都の情報そのものが重視されてた、
という先生の解説にはなるほど、と思いました。穿った見方をすれば、
都人の地方人への偏見、とも捉えられますが。でも紫式部も越前、清少納言も周防に
赴いたことがある人なんですよね。受領の父についていって。
それはどうにか良かったんですが、須磨はどこの国にあったか、はド忘れ。
辞書で「畿内」で調べて、大和・山城・和泉・河内・攝津だとわかり、
(須磨はギリギリ畿内に入ってた、と去年の授業で聞いてたから)
確か攝津だったかな、と。先生自身が最初忘れられてましたが(^_^;)

4限終了後は、久しぶりの文新歓会議。H井さんを除き、一度はみんながリフレッシュルームに。
本日の議題は29日の専攻分属ガイダンスに配るビラ案。メンバーが増えたおかげで、
去年よりは充実したものになりそうな感じ。このメンバーで話を進めてくのは
やっぱり面白い。もうでもそろそろ現場からは足を洗わないといけない時期なんだよな、
3年生の私は。サイトの後継者も見つかって欲しいな、と思いつつ、一抹の淋しさも感じる。

この後、サブラボに行って、大和物語の作業をしようとしたんですが……
余所事で時間を費やしまくり、気付くと閉室の20:00に。
興味深い、枕草子のサイトを発見できたりはしたけど……。
で、一度リテラボに向かって、無人だったんで自分で鍵をとってきて開けて、
うわぁ真っ暗、と思いつつ電気をつけたけど……結局なんかイマイチやる気がせず、
そのまままた戸締りをして帰路に。あんまりにもお腹が空いてたんで、
誰かのお土産の八橋、小豆餡入りだったけど口に放り込んでしまいました。
頑張れば食べれるもんですね。あんまり味を考えないようにはしてましたが。

どうもいろいろイライラするこの頃。正当性のないイライラ。
所詮私は自分の基準でしか生きられないけど、でもそれを直接他人に
押し付けるわけにもいかない。でも擦れ違う感覚に苛つく。
でも、直接それを相手に言うわけにはいかない、と悪循環で発散させる場は。
……八つ当たり。母から20時くらいに今どこにいるか、帰りは何時くらいになるか、
とメールが来たけど、21時過ぎになる、って言ったらまた迎えに来るっていうんだろうな、
でも駅には自転車があって、また明日か明後日にわざわざ引き取りにくるのは面倒と思い、
返事は返さずに電源を切った。何か言えば「危ないから」の一言で押し切られるだろうから。
案の定、帰ってから連絡が全然つかなかったことを非難され、「ごめん電池切れ」
と嘘で切り抜けた。一体何がしたいんだろうね、私。
先日ある人に心配して送ったメールを無視されたのと同じことを母にしてる。
「放っといてくれればいいのに」くらいのことは思ったけど、
別に母に対して腹を立ててた訳じゃないのに。どうしようもなく情緒不安定。


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