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2002年10月12日(土) 半年目と5年目と

まず半年目の方から。
二十歳になって半年が過ぎました。ってことはもうあと半年経つと私は21。
うわわ〜。いつの間にそんなに日が過ぎてったんだろう……。
今日は知り合い2人の誕生日。と言っても、1人は引っ越す前に近所にいた
紗緒里ちゃんという子。確か4歳か5歳の時に誕生日パーティーに呼ばれて、
その時の招待状がまだとってあったりします。何て物持ちのいいことで。
多分今まで私が出席した唯一の誕生日パーティー。
もう1人は同じ学部のK君。彼は去年もメールでお祝いしました。
10月12日ってことは丁度半年毎にお互いの誕生日がやってきて面白いですね。
私は覚えてる限り、誕生日のたびに友人のお祝いをするけれど、
向こうが必ずしも私の誕生日を覚えてて祝ってくれるとは限らなくて……
それがちょっと寂しいのだけど、まぁ仕方ないのかなぁ。

次に5年目の方。
5年ぶりに自分が中学の時に使ってた教室に入ってみました。
今日は中学の文化祭だったのです。私が入学して以来、一度も土日にやったこと
なんてなかったのに、今年は珍しく。何でも今年が創立20周年だとかで、
例年より規模も多少大きくなってるみたいでした。
前(確か高1の時)、部活に顔を出した時に、流石に用事のない教室には
入らなかったけど、廊下とかをちょっと歩いたことがあって、
その時も何だか胸が痛かったのだけど、今日も同じくらいそんな感じでした。
何でだろう?何が私に胸を痛ませるのかよくわからないまま、
教室から外の風景を眺めてると泣きたい気分になりました。
当時、私は教室からぼーっと外をよく見てたなぁ、ということを思い出しました。
その時の感覚が甦ったからなのかなぁ、と何となく自己分析してみたけれど、
はっきり確信は持てないままです。

まずはその辺をぐるっと回ってみました。確かに自分が3年間在籍していた
場所ではあるけれど、卒業してしまえばもう自分は異物なんだなぁと思いました。
高校も私服だったせいで、同じ服の集団を見ると、なんとなく圧迫感を
感じてしまいました。かつては私もそこで生活していたというのに。
それから、美術室に行ったら、中3の時の担任に会いました。
丁度私が3年になった時に赴任して来た先生で、卒業してからも、
年賀状などでのやり取りは今でも続けています。
中3の時は、ほぼ毎日若あゆ日記書いて出してたし。
(このネタ通じるの知多半島出身の1人だけだろうな……。)
でも、一番大変だった時期には結局この先生にも何も相談しないままでした。
卒業してから、「あの時は……」みたいな形で話しましたが。
何があったのかは知らなかったけれど、それなりに何かがあったということは
知ってらしたようでした。生徒と先生、って関係だとある意味告げ口になって
しまっただろうし、卒業してワンクッション置いたから良かったんでは、
と思ってます。私としては。

今回は近況について、それから将来のことについてちょっと話しました。
私が将来は司書か学芸員になりたい、って言ったら学芸員の方に
興味を持たれたようでした。何でも、先生は縄文土器を復元して創ったことが
あるそうで、延々と語ってました(笑)。どっちかと言えば、学芸員よりは
司書希望なんだけど、両方の資格を持ってても損はないだろうな、って
ことで現在文学部でその単位を集めてるところです。

この先生と話してる時、中3の妹がやってきたんですが……
私と目が合った瞬間、踵(きびす)を返して逃げ出されてしまった……。
「そこで逃げるな妹よ!」と思ったけど、すごい速さだったなぁ。
妹が友達と一緒に来てたせいだ、っていうのはわかってるけど。
(スタイルが)不肖な姉なもので、常々妹は私友達に見られるのを嫌がってたし。
妹は私と違ってスラッとしてて外見はそこそこ可愛いんです。
なんであれでダイエットしたがるのかわかんないくらいに。
むしろ大いにその必要があるのは私の方なんですが(^_^;)
まぁ良くも悪くも「イマドキの女の子」なんですね、私と違って。
今日も「頼むから姉ちゃんは来んでよ」、って何回も言ってたけど、
「いいじゃん、私の母校でもあるんだし♪」と半ば(?)嫌がらせ的に
繰り返し言ってたワタシ(笑)。
そうそう、私は3年5組で妹は3組なんですが、知らない間に教室の場所が
変わってたみたいで、私が使ってた5組が今の3組になってました。
つまり、私と同じ教室を妹が今使ってるんだなぁ。雰囲気は全然違うけど。

まぁそれはさておき。
もう今年で妹も卒業しちゃうし、これで中学に入ることは多分2度と
ないんだろうなぁ、と思いながら今日はいろんなとこを見てきました。
13〜15歳という世間で最も多感と言われる時期に過ごした場所は、
私の人格形成に多大な影響を及ぼしたんだろうと思います。
あの頃の私は今思い出しても何かガチガチで真面目君で、
私よくあんな生き方してたなぁ、と思うのはそれだけ私が年をとった、
ってことなのかなぁ。5年の間に成長したのかはわからないけど、
(全くしてなかったら問題ではあるけど)変わったのには違いないし。
そんな感じで当時のことを思い出して、いろいろ考えてました。

今日は1時半に中学に行って、3時半にすぐそばの歯医者に。
今日ようやく仮じゃない虫歯の詰め物をしました。
でも、ここの歯医者長引くなぁ。一度に済ませちゃえばいいのに、
また今度23日に全体のレントゲン写真撮って、何か問題がないか調べたりする
って言われたし。「長引かせて儲けてるんだよ」とは妹の言だけど、
どうなんだろう。

今日は妹の塾に迎えじゃなくて、送ってくことにしました。
今日は今までと違う道を通ることになったんだけど、そこで。
片側3車線の道路で、右折しようとして、交差点で待機中。
対向車が左折しようとしたから、その後続いて行っちゃおう、って思ったんです。
直進車もその車の前にはなかったし。ただ、その車の後ろにはいたんですね。
勿論、私はちゃんと気付いてて、それを考慮に入れても、あれだけ
車間距離があれば大丈夫だろうと思ったんですが。
だけど母は、左折車がスピードを落として曲がり始めたんで、
不安に思ったらしく、急に止まれ、って言って。
えーでも中途半端に私曲がり始めてるし、って私はパニック。
そうこうするうちに直進車もどんどん進んでくるし。
結局私はそのまま曲がってしまったんですが、妹と母はぶつかるんじゃないかと
心底怖かったそうです。その割に私はそれ程恐怖感を抱かなかったのですが。
う〜ん、この感覚の違いはなんなんでしょう?私が鈍いだけ?


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