| 2003年12月08日(月) |
渡辺貞夫 at Kitara |
雪も降り気温も低くなった今日、朝から中島公園にあるコンサートホールKitaraでお仕事です。
渡辺貞夫さんと10数名のストリング奏者による、一足早いクリスマスコンサート。
私たちスタッフ(じゅんこさん・たかし・ショウ・さいとうくん・もう一人名前わかんないや)は、機材搬出入と、PA卓のセッティングと、暗幕張りと、チラシの折込みが主な仕事。
Kitaraホールのコンサートの時は、ステージセッティングがないので比較的ラクなのよ。
朝から入って、機材入れて暗幕張ったら、第一段階終了。 休憩&お昼ご飯。
その後、チラシの折り込み。 ショウはケータリングの品物の引き取りで外を走り回ってた。
折り込み作業中にリハーサルも始まり、かすかに聞こえる音に反応しながら作業するみんな。
開場時には、じゅんこさんは物販の手伝いで、大声でCDと写真集の販売。
そして本番中は、客席でゆったりとコンサートを楽しむ。
気のせいか、今日はいい音だったような気がする。
なんというか、クリアに響き渡る感じ。 淀みがない。
体が浄化される感覚があって、気持ちよく眠ってしまった。
ジャズのコンサートは、二部構成で行われることが多く、この日も、一部と二部の間に休憩が入った。
休憩中はお客さんがロビーでくつろぐので、また物販開始。
そして第二部が始まり、阪神の震災被害者に向けて作った曲を聴いた時は、たまらない気持ちになった。
とてもあたたかく、綺麗なメロディで、大きな愛で包みこんでくれるような、優しいおおらかな曲。
今回はバラードが多かったかな?
終演後は、物販にお客さんも集まり、写真集は売り切れ、CDの在庫もわずかという状況。
なかなか売れるのだ。 諭吉がわんさか!
コンサートの物販は、ただの売り子じゃ駄目だ、と私は思う。
演奏した曲名、順番、どのCDに入ってる曲か、売る側が把握しておかないと、お客さんのリクエストに答えられない。
コンサートを聴いたお客さんが知りたいのは、「あの曲はどのCDに入ってるの?」 というのが圧倒的に多いのだ。
自分自身を考えてみても、コンサートやライブではじめて聴いた曲が気に入った時、その場で聞いたタイトルは覚えられないから、あとでスタッフや本人に 「3番目の曲はなんていうの?」 「何枚目のCDに入ってるの?」 と教えてもらうことがある。
だから、ステージのすべてをイメージとして頭に叩き込む。 映画のようにね。
そして、お客さんの 「あのピアノで始まったやつ、どれかしら?」 という質問にも、難なく答えられるのである。
常に相手の立場にたって考えれば、喜んでいただける状況がわかるはず。
せっかくコンサートに来ていただいたんだもの。
最後の最後まで、余韻を壊さないよう気持ちよくお帰りいただきたいものね。
お客さんから見たら、会場内のスタッフは全員、アーティストのスタッフなのです。
私たちの行動ひとつで、そのアーティストの評価に繋がる場合もあるのです。
だから、コンサートスタッフはプロ意識をもって、しっかりとやりましょう。
単なる暇つぶしのバイトじゃないんだからね。
この仕事を私が 【修行】 と呼んでいるのは、こーゆー訳だからさ。
アマチュアのライブだろうが、プロのコンサートだろうが、意識は同じです。
たかしやショウは、これを当たり前のように考え理解して、どんどん自分達のやり方を生み出し、作業の能率も良くなってるし早い。
私が思うに、この二人は職人気質なんだろう。
二人のタイプは違うけど、物事を極めることにかけては、かなりの負けず嫌いだ。
たかしとショウが笑いながら争う姿を何度も目撃している。
そんな二人を、おっきく見守るボスとじゅんこさん。 と、バナナの似合うさいとうおにいちゃん。
この修行で得る事が、今後の彼らのアーティスト活動に反映されていくのは必至だね。
さあ、24日のクリスマスイブは、同じホールで 小野リサ のコンサートだね。
じゅんこさんの大好きな女性ボサノバシンガーですわよ。
お楽しみに!
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