あんまだコメント
アマチュアバンドライブイベント〔あんたもまだまだ子供だよ〕の企画や、
プロのコンサート制作ディレクター・舞台監督を経て、
現在マネジメントオフィス【unique style agent-G】代表じゅんこさんが語る気まぐれなコメント

2003年08月22日(金) LOVE SONG

札幌の繁華街を一人でさまよっていた。

いつもは通り過ぎる場所にベンチをみつけ、ミネラルウォーターを片手に、あたりが暗くなりかける夕方、ずっとその場所にいた。

その 「光景」 と 「ニオイ」 を、体で感じていた。

ゆうべ、夜中にもここに来た。  
じっとしてられない想いが一緒だった。
私たちは、言葉をなくし、ただ、立ちすくんでいた。

すべてを見たいと思った。
この目に焼き付けなければいけないと思った。

そして、また、ここに、私はいる。

緩やかな風と、聴こえてくるメロディ。

瞳を閉じ、意識をシンクロさせてみる。

1時間程いたのだろうか?

ふと、用事を思い出し、近くにあるいつものスタジオに立ち寄った。

そこでは元気な良い子達がライブにむけて練習していた。
彼らの笑顔で少し癒された。

用事を済ませスタジオを出て、行く当てもなく歩き回る。

なにも考えず、ただ、「海と空の写真が見たい」 と歩きつづけた。

自然に足が向き、たどりついた場所は、私の大好きなイメージの写真が掲載されてる雑誌を多く揃えているコーヒー屋さんだった。

お店に入り、お気に入りの雑誌をみつけ、フランス式のコーヒーを飲みながら写真の景色に意識をつないだ。

店内はアジアの音楽がかかり、その不思議なサウンドに体が馴染むのを感じる。

  【 音に癒されている 】

心地良い感覚にしばらく浸っていた。

3冊目の雑誌を読み終わった頃、イタリア式の濃いコーヒーをたのんだ。

時間の流れがわからなくなるほど、ゆったりと、でも、人のざわめく声が、私を現実に引き戻してゆく。


             あの光景を私は忘れない。

             消滅してしまったけど、失ったわけじゃない

             『私たち』 の記憶の中に、すべてがある
                   
             言葉にならない音色は、この地を潤し、渇きを癒す

             どうぞ いまは 傷つけないで


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