みんな、TEETH って知ってる?
「あんまだ」 の初期から(1989〜)出てくれてるバンドなんだ。 一昨年の 「あんまだ復活祭」 も出てくれたよ。
その昔、このバンドは 「爆裂都市」 というタイトルでライブ企画もやってて、当時の札幌を 代表するバンドがいっぱい出てたんだよ。
私が学校のPTA活動等で忙しくなり【あんまだ】を続けられなくなった時、私の最後の企画として、彼らが、【あんまだ爆裂 ’91】 っていう、大企画で打ち上げてくれた。 あれは嬉しかったなあ。 キャプチャード・アンティアージュ・シルバーバック etc
そーいえば、【あんまだ】って呼ばれ方は、この頃からなんだね? ZIG(スタジオ)に出入りしてたバンド達が、いつのまにかこう呼んでたよなあ。
TEETHのメンバーは、巨体なべーシストや、まっきんきんな金髪ボーカリストや、カラスマスクのギタリストや、見た目が恐かったんだぜ〜。 そう、昔はね・・・・・・・。
今はもう、家族もあり、立派な社会人に更生したわね。
こいつらのすごいのは、ライブがなくても練習を欠かさないのだ。
ライブの予定なんて、何年かに1回、あるかないかだってえのに。 (それも、あんまだ にしか出ない) メンバー交代もほとんどなく、プライベートでも仲良しなメンツだわ。
メンバーがまだ若くてゴハン食べられない時は、うちでゴハン食べさせて、彼らが結婚し、子供が生まれたらおもりをして、私はお婆ちゃんのように彼らと過ごしてきたわ。
そんで、初代ギタリスト・オサフナー(オサフノイドともいう)が函館転勤の為、送別会をやったのだ。
約1年振りに会う メンバー全員 & 妻たち & ガキども。
この ガキども が可愛いのだ!
「じゅんこしゃ〜ん」とカタコトで喋ってた3歳が、もう中1の少年。 ヨチヨチ歩きだった子が、おしゃまな小学生の女の子に。
親がいろんなイロモノなのに、子供がまともでビックリしちゃうよな。 もっとも、子供達は親の現役ミュージシャン時代の姿を知らないので、いつかこっそりビデオを 見せてあげようと企んでいる。
送別会の日、私は子供の輪の中に、何の違和感もなくいた。
やっぱ、仲いいのは、中1の少年(両親はドラマー)。 こいつとは気が合う! 生まれたばっかの頃からオムツ替えてやってたから、自分の子みたいに小憎らしくて可愛い。
こいつねえ、他の大人達には敬語使うのに、私にはタメグチなんだぜ。 しかも、対等にとっくみあいのケンカもする。 41歳 VS 12歳
私がLEGO(おもちゃのブロック)好きなのを知って、家に持ってきてくれたんだけど、 使いたい部品のとりっこでマジゲンカになり、彼の妹(8歳)に、
「おにいちゃ〜ん、じゅんこさんに貸してあげなよ〜。 じゅんこさんもさぁ〜、大人なんだから少し我慢しなよぉ〜」
と、怒られた事もある。
飲み会では、巨体ベーシストの娘(へドバンする為に前髪を伸ばしてる小学生)と YMO の話で盛り上がり、酔っ払ってる大人達に食べさせるワサビ仕込みのオツマミを一緒に作って遊んでた。
無邪気な子達と一緒にいるのが、じゅんこさんの疲れを癒してくれるわあ。
はあ〜 あたしゃ、マイケルジャクソンの気持ちがイタイほどわかるよ。
世間一般人の感覚じゃあ、年齢にこだわってるから、わかんないよねえ。
すべて誤解だわよ。
ああ、私もマイケルと同じ悩みを持つなんて、たいしたもんじゃございませんこと?
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