ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




カプチーノ
2004年02月14日(土)
バレンタインの度にドキドキ身を焦がすような思いをしなくなって、もうン年。(笑)たぶん人生を振り返るとバレンタインは嬉しい思い出よりも苦い思い出の方が多いハズ。思い出したくない事もあるけど、思い出すとその時の空気の匂いが蘇ってまたドキドキしちゃうような思い出もあります。
ちょうど5年前かな?遠い勤務地で働いてた同期のコの事が好きで好きで仕方なくて。彼がバレンタイン当日に東京に仕事で来るって聞いて、張り切ってケーキを焼いたんですね〜。本人に「チーズケーキがが好き!」っていうのをリサーチして有頂天になって、楽しかったなぁ。バレンタインのイベントがドキドキのピークで、その後はひとつ、ひとつ、ゆっくりそのコの事を諦めなければならなくなったけれど。
ちょうど、その頃に街で流れていた歌がともさかりえの「カプチーノ」。椎名林檎嬢の作詞で、怖いくらい当時の恋の符号と重なりあってしまって、ずっと頭の中をぐるぐるループしてたっけ。梅の頃、動物園に行きたいなーとか色んな事を話したりしてたけど、結局どれも実現できなかったな。。ほろ苦い思い出です。

梅の散る午後にもちゃんと二人は/今日と同じ様に人混みを/擦り抜けられるかしら/それぞれが只忙しくして居たら/引く手の加減も曖昧に/忘れちゃいそうで不安なのに/あなたが此処に居る約束など/1つも交わして居ない









設計*しゑ(繊細恋愛詩)
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