HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

愛おしいギター - 2007年02月24日(土)

僕の愛用のギター、Fender Telecaster THINLINE。
こないだのライヴで、怪我をして入院、
先日、リペアショップから無事退院してきました。
今回は、フレットの擦り合わせをしてもらったので、
以前よりも弾き心地がよくなりました。

思い返せば、僕のギター、ライヴの後には、だいたいの確率で入院している。
(リペアショップのおじさんに、いつも不思議がられます・笑)
このギターはそれほど高価なものではないのですが、
今までの入院費を合わせると、
ちょっとしたヴィンテージギターが買えてしまいます。
でも、僕は、このギターが好きなのです。
形がなくなるまで、大切にしたいと思います。
これは、究極の愛なのかもしれません(笑)。

そういえば、以前の神戸でのライヴの時に、
最後の曲のクライマックスの部分で、
ドラムに激突して横転した時に、ギターは凄まじい音をたてて、
ボディーの1/3の部分が割れてしまった。
その際、もちろん僕の体にも激痛が走っていたのですが、
ライヴ後、そのギターの痛々しい状況を見て、
自分の体の激痛は忘れて、ギターが心配になったのです。
よく、人は、体に複数の傷みがあっても、
一番、痛いところにしか意識がいかないといいますが、
その話から考えると、このギターは、すでに僕の体の一部なのかも。
これは、究極の愛なのかもしれません(笑)。



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