強くなる - 2005年02月22日(火) fairytale landscape(フェアリーテール・ランドスケープ)の、 ミックス作業、およびアレンジに取りかかる。 そのまま日本語にすると、「おとぎ話の風景」というタイトルのこの曲、 (他にも、大切な意味があるけれど、それは、またいつか) だいぶ昔からライヴで演奏してきていて、 この曲が大好き、と言ってくれる人も多くいます。 僕たち3人も大好きな曲です。 ただ、その分、この曲に対するこだわりは相当なものでして、 (いろいろな方に次のアルバムには収録されますよね?と、 期待していただいているということも影響していると思います。) なかなか思い描く形に辿り着かないのです。 ライヴで演奏しているままの形では、 音源としてリリースすることを考えると、なにかが物足りない。 そう、確かに、僕の頭の中ではかすかに聴こえる音がある。 だけど、まだ、それが具体的な形にはできないのです。 途中で、もう一本のギターのよいフレーズ (2本のギターが絡み合う感じ)が、思い浮かぶも、 どうも曲のイメージが大きく変わりすぎるため、却下。。 こういうアレンジの作業は、本当に難しい。 今まである曲の大切なイメージを保ちながらも、 音源として、聴きごたえのある形に磨き上げていく。 ミックスだけの作業だけだったらまだしも、 こうしたプロデュース的なアレンジ的な要素が大きいので、 とても時間がかかるのです。 こういう曲がまだまだ他にも盛り沢山あるので、 本当に不安になり、押し潰されそうになります。 その度に、いちいち落ち込んでしまう。 ちょっと、精神的に追いつめられ過ぎたので、 気分転換に駅にあるドトールまで出かけることに。 自転車なら10分弱だけど、今回はあえて、歩いていきました。 クラシックバニララテを飲む。 この甘さが、疲れたこころにはちょうどよいのです。 読みかけだった本を読んだりして、しばし休憩。だいぶリフレッシュ。 街灯が美しく見えた、 そんな帰り道を歩きながら、 僕は、もっと、強くならないと、タフにならないと、と考えました。 なにかを決断する強さ、信じる強さ、想像力を形にする強さ、 大切なものを守る強さ、落ち込みを受け入れる強さ、 そして具体的に、体力的な強さ、etc…。 そういったものをひっくるめてもっと僕は、タフにならないと、 このNEWアルバムを完成させることはできないと思います。 あわてずに、一歩一歩。 -
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