絲山秋子『ニート』読了。現在3回目突入してます。 なんつーかこれ、すっげー良いんですけど! 個人的に、津原泰水氏の「赤い竪琴」に出会った時の様なツボっぷり。 5篇収録されているのですが、「ニート」「ベル・エポック」「2+1」の 前半3篇が大好き。シンプルなのにとても奥深く、非常にせつなくて。 ほんのちょっとした心の動きを大切に拾ってくれ、そしてとても正直。 今までのいろんなことを思い出したり、忘れたり、そんな「わかるわかる」が いっぱい詰まってて涙が出ました。 前から気になっていた絲山氏をちゃんと読んだのは初めてですが、これから 他の作品も読んでみたいと思います。文学賞取ったりってのもそうですが、 それよりも何よりも気になったのは、ロビンヒッチコックのライブちらしに、 絲山さんのコメントが出てたからでした。それを読んだ後の最新本がこれ だったのです。すごくいいタイミングでの出会い。唸るくらい好きかも��
(抜粋) *人に対してどうでもいいなんて言うのはとんでもなく失礼なことだけど、 どうでもいいって言ったら、この世の中本当に何もかもどうでもいいわけで
*私はキミとは無関係に、キミのために破滅したいと思った。
*シャワー浴びて真人間になるよ。
*だけど私は、キミが不意に示すさりげない好意に打たれる。
*その間に存在するのはただ、旨いもの食ったね。酔っぱらったね。 楽しかったね。それしかないはずなのだ。それで十分だし、他のことなんか キミの人生における謎におわってしまったっていいのだ。
*でもだんだんに忘れていって元にもどるのだ。
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