くりくり♪

2004年12月03日(金) 対岸の彼女。

昨日の日記に書いた角田光代さんの新刊をさっそく探しにいく。
マイブームの緑色と水色が印象的な絵画的なカバーでステキ☆
ちらっと読んでみたらすごく好みの文章だったので購入決定。

私って、いったいいつまで私のまんまなんだろう。

この文章で始まる訳ですが、いやー好きですねーこの人の文章。
地味なんだけど、誠実であったかくてすごくやさしい。買って大正解☆

ちょうど私と同世代のお話。子供のいる主婦と働く女の話しと、
10代の頃の話しが交互に構成されているのがとても入りやすい。
女友達という中だけではなくて、人生においての人とのかかわりかたに
真摯に向かい合っているところ、友情っていいねーとかそれだけで
終わらないところが嘘臭くなく、対照的に見える2人が、それぞれに
生きてきた中で少しずつ自分ともリンクするところ。
これを読んで共感している人が世の中にいっぱいいるとしたら、
なんとなく自分が抱えているものもちょっとは軽くなりそう、なんて
思ってみたりして。同時に、こういうことを考えたりもしない人に
なっていたら人生ちょっとは楽だったろうなーとも。
角田さんの世界感、まだ1冊だけどものすごく好きなので漁ります。
すごいいっぱい出てる人らしいので飽きるまで読みまくりたいです。
今年読んだ本の中では大崎さんに次ぐくらいよい作品でした。


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