石田衣良氏3冊めはこれ。 これは、痛いー。少年犯罪の本人ではなくその家族(兄)に 焦点を当てているのだけど、優しさがよけいに痛いです。 なんかよくわかんないけど泣けてしかたなかったです。 思い出すだけで泣けてきます。 まだ子どもなのに人のこともいろいろ考えていて、いろいろなことに 耐えていて、世の中の不条理さえも小さな体で受け止めている姿は 何が正しくて何が正しくないかについて思い倦ねても、生きていく上で 実は正しいか正しくないかなんてすでに問題ではないのを否応なしに 突きつけられて、わからされてしまうせつなさがたまらないのです。
それとはちょっと違うけどどこか共通すると思われるニュース見ました。 (自立しなくてはいけなくなってしまった子ども、という共通点) 母親の彼(高校生)による4才のこどもに対する虐待のニュース。 このニュースで一番辛かったのが、この子が園長先生に訴えたという話。 「先生お母さんに、子どもともっと一緒に遊んであげて、一緒にお風呂に 入ってあげて、って言ってくれない?」という風なことを言ったそうです。 4才の子が、です。自分が4才の時なんて、何も考えてなくて、きっと 自分がしたいことをしてたし、して欲しいことをいろいろ言ったんだと 思います。そんな親子の普通の愛情を受けられない状況にこの子が置かれて、 それでも頼るのは親だけだし、園長先生を通して伝えてもらおうとする せつなさは、果たしてその小さい体で受け止めきれていたのかと考えると 胸がはりさけそうです。 表に出てこないことがまだまだあるかと思うとほんとうにつらい
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