昨日購入した太一の本をぱらぱら見てたらこどもの詩の話が載っていました。 谷川俊太郎訳「かみさまへのてがみ」や、灰谷健次郎編「〜せんせいあのね」 シリーズの話しなど。これはちょっとドキドキもの!
灰谷健次郎の「ろくべいまってろよ」を小学生の時に教科書で読んで以来、 その後に出会って何度も読んだ「兎の眼」、そこあたりから氏のファンに なってこどもの詩の世界に出会った訳ですけど、あれからずいぶん経って、 つい最近新たにスキになった山田太一氏がこれについて語っている文に 出会えるというのは、なんとも言えない嬉しさがあるわけでしてどきどきして しまいました。(ちなみに太一氏がこの文を書いているのは1986年)
太一氏を読むきっかけとなったのは、古本屋でたまたま「丘の上の向日葵」が 目について、あぁ昔やってたこのドラマすごい良かったなー懐かしいなぁと、 買ってみようかなーと思ったけど隣にあった「異人達との夏」の方が安くて 薄かったので1冊めはこっちにしとくかーって感じで出会ったのですけど、 あまりに面白くて読み漁っているしだいです。 そんで、「丘の上の向日葵」は筒井道隆君がでてまして、このドラマで彼を 知り、たしか日曜日の9時に放送してたと思うんですけど、これは今でも よく憶えてる名作ドラマでした。もしその頃に原作は誰だろー?とちょっと でも気にしてれば、もっと早くに太一氏に出会えたよなーとちょっと悔しい 気持ちもありますが、当時はそんな知恵はなかったので仕方ありません。 ちなみに「ふぞろいの林檎たち」は世代がずれていて、私よりもうちょっと 上の世代のゾーンだと思われます(笑)
そんな風に今、勝手に太一ブームが来てるのですが、そんな時期に太一氏が 本を書いている御芝居があることを知りまして、次クールで太一脚本ドラマが 始まるってことでドキドキが止まらない訳です。
で、話は元に戻るのですが、なんで自分がこんなにハマっているのかってのは 灰谷氏と山田太一氏の作品に共通してる「優しさと誠実さ」ってことなのか と思ったら、妙に納得できました。 そして、自分のスキなものはなんでも繋がってしまう不思議が面白いです♪
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