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un capodoglio d'avorio
夕方、青山の某企業の本社ビルを訪ねて、 ちょっとミーティング。 で、このときの内容が「まあ、ねえ」という感じで。 っつーか、普通に怒髪天衝きって感じだけど、 声を荒げたり表情に出しても、目の前のヒトは悪くないから、 こらえてこらえてこらえて、こらえて。
・・・
で、そのあと。
そのビルで働いてる元同僚の同期や先輩が集まって、 どかの祝賀会を催してくれた。 「魂(ソウル)」っていう中国系のレストラン。 メンバーはカンカン・ブータン・ カマポン・キタッチ・マルティンとどか、いつもの面々。 みんな、どかの顔を見るなりスッと自然に笑って、 「おめでとう!」って言ってくれる。 なんだか言葉よりもその笑みの自然さが沁みるなーって。
例によって話題になった内容自体は、バカっぽい話で。 たくさん笑ったけど、なんだかいつもはたくさん話すどかも、 このメンバーだと自然と耳を傾けていることが多くなる。 「ああ、自分が素で、ココロから甘えることができる場なんだな」 と、思った、きっとどかにとってそういう場所は、 他になかなか見あたらないから、だからこのヒトたちは自分にとって、 特別なんだと思った。 とびきり優秀で、とびきりおバカで、 とびきりエッチで、とびきり優しいヒトたち。
4年と半年前にこのメンバーと会ったときは、 みんなギラギラフェロモン全開の独身男子、特攻Aチーム(?)だった。 それがいまや、2人が既婚、1人が婚約、 独身でいるのはどかを含めた3人となった。 きっと、ワタシが一番最後なんだろーなーって、言ったら、 その残された2人が「いやいや、オレが、ボクが」とかなんとか。 次に会うのがいつかはわかんないけど、 また3年、4年って間隔が空いたら、さらに既婚者が増えて、 どか1人、取り残されているのかも知れない。
そうかも知れないけれど、きっとそのときも、 きょうと同じ感じでばかっ話で盛り上がっているのだろうなー。 それは願いとか希望とかではなく、普通に確信できる。 この確信具合こそが、きっと、一番大切なモノなんだと思うの、どかは。
でも・・・
「じゃあ、そういうことで、ちゃんと用意しとけよ、京都行っからさ」
「ハイ・・・了解です!!」
って、しがない大学院生がどうやって舞妓サン、用意すんだよ、オイ。
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