un capodoglio d'avorio
passatol'indicefuturo


2003年05月17日(土) '03 Rd.3 SPAIN/Jerez

上京中のぶぅと深夜、ビデオにて観戦。
やっぱりコンチネンタルサーカスが雰囲気がいい。
GPはヨーロッパの文化であり宝物なんだなと実感。
加藤大治郎がかつて得意としたコース、
並みいるスーパーマシンRC221Vを戦闘力で劣るNSR500で伍して、
表彰台二位をゲットした印象深いコース。
加藤のMOTO-GP初勝利の夢を打ち砕いたのは、
ヴァレンティーノ・ロッシ。
今年も、つおかった。

ロッシはだんだんシュワンツっぽいライディングだなと、
コーナリングシーンを観るごとに思う。
カーンと突っ込んできて、カーンと立ち上がっていく、
その鮮烈な切れ味、ダイナミックな挙動、
乗れてるときのケビン・シュワンツみたい。
しかも、シュワンツみたいに転けないんだよな、
それって無敵じゃん。

二位のビアッジは、どか、応援してるんだけどな。
ってか、イタリアントリオは、やっぱみんな好き。
でもロッシ強すぎるからカピとビアッジは応援したい。
バロスやチェカ、ジベルナウが勝つよりも、
イタリアンのこの二人が勝つほうが嬉しい。
だって、ずーっと観てるんだもん、ワタシ、GPを。
この二人は超ベテラン、思い入れもあるさ、好悪含めてね。
ビアッジのライディングは超・スムース。
ほとんどブレが無い、マシンのように正確なライン取りで、
毎週毎週、同じポイントをおさえて通過していく。
ロッシが結構自由なラインで勝負できるのとは対照的。
でも、ロッシのツッコミ&加速に対抗する、
ビアッジのコーナリングスピード。
あとコンマ数秒ラップタイムが速ければロッシに絡めるんだけどな。

リタイアのカピロッシ(通称カピ、ワタシだけかこの呼び名)?
純正イタリアメーカー・ドゥカテイ(通称ドカ)で、
気迫溢れるライディング。
クールなルックスから対照的にとても情熱的なライディングをする。
でも、あの暴れん坊なのにナイーブなドカだから仕方ないのかしら。
乗りこなすためにはあそこまで無茶しなくちゃなのかしら。
でも、このレースで唯一ロッシを追いつめたのはカピだと思う。
カピがスタート直後のあのスパートを見せなかったら、
ロッシはのうのうと最初はクルージングしてただろう。
一気にチャンピオンの肝を冷やして一瞬でも追いつめたのは、
カピだけだった、惜しかったね、えらいぞう。

宇川、どうでもいい。

真矢クン、とりあえずの入賞、おめでとう。
とりあえずヤマハで先頭に立とう。
バロスに勝とう、とにかく。
そこから、全ては始まるよ。
ヤマハのエースになって、ロッシに勝負を挑もうよ。
真矢クンなら、きっと、勝ち負けのシーズンを迎えることが、できるさ。

あと、ホンダ。
なぜに後釜に、原田に依頼しないのだ。
解せないなあ、あのメーカーは。
宗一郎に聞いてこいよ。
勝つんでしょ、勝ちたいんでしょ、だったら原田でしょ
(むちゃエラそうね、ワタシ、でもそうでしょ)?


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