un capodoglio d'avorio
passatol'indicefuturo


2002年08月28日(水) 古畑 vs ・・・

きょうは上出来、だった仕事。
隣の先輩にまた小言を頂いたが、あんまし自分では痛くないことだったので、
平気さ、全然。
というか、水曜日のくせに、忙しくて大変だったけど、ま、良し。

そういえば昨日の日記で書き忘れたこと。
途中からだったけど気になってたドラマを夜、見た。

TBS系「明智小五郎対怪人二十面相」。
田村正和が明智さんで、北野武が二十面相。
それに脇を固めたのが古畑シリーズでおなじみの
三谷幸喜主宰「東京サンシャインボーイズ」の元劇団員だったから、
やっぱし気になる。

ヒロイン役の宮沢りえが足を引っ張ってたのは同情するけど、
でも、イマイチだったな、なんだか。
だって「明智対怪人」じゃあなくて、
なんか「古畑任三郎対タケちゃんマン」やったもん。
ま、それはそれとしても、時折挟まれるCGがチャチ過ぎやった。
なんで日本人ってこんなにCG、ヘタクソなんやろ?
”ATTACK OF THE CLONES”見たあとやからかな、もう、
貧しいCGは実写でやる金をけちろうとしてるとしか思えないから、
もう、悲しくなってしまう。
あれ?
でも?
「ピンポン」のさりげないCGは凄いはまってたのになあ。
CGやるにしても時間とお金をかけなくちゃってことなんかな?

江戸川乱歩はいくつか読んだけど大昔で、
またかっちり読み直したいなと思う。
だから今回のドラマも、原作の雰囲気とどうなのかとか、
全然わからへんかったけど、唯一、
どかの中で比較対照となるものがそー言えばある。
一年ちょい前に観に行った舞台だ。

いかに世界の北野でも、近藤正臣と比べられては適うべくもないか・・・
でもCGとかカメラのアップとかパンとかフレームワークに頼らなくても、
そんな技術とはかけ離れた生身の肉体だけでも、
いかにリアリティをこの世に現出させられるのか。

安っぽいクライマックスの爆破シーンを観ながら、
わずかな火薬すら使わなかったあの舞台を思い出していたドカだった。

というわけで久々に過去のレビュー、アップしました(→扉座「アゲイン」)。


どか |mailhomepage

My追加