ねろえび日記
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2017年05月19日(金) 歌舞伎/映画/展覧会

●演劇
五月花形歌舞伎 昼の部 5/2
戻駕色相肩
踊りなので寝そうになった瞬間もあったけど、そこそこおもしろい話なのでセーフ。石川五右衛門なの?! 秀吉なの?!と。


金幣猿島群
清姫(猿之助)がキョーレツ。可哀相な身の上なんだけども。
七綾姫(七之助)が、ザ・お姫さま。
猿之助のマスクダンスの間(けっこう長い)七之助と勘九郎は微動だにしない。ホントお人形さんみたい。
話は咀嚼するとおもしろい話なんだけど、全体的にぬるい時々眠い。
でもまあ楽しかった。



五月花形歌舞伎 夜の部 5/9
野崎村
おお、よかったよ。
七之助のお光っちゃん、可愛くて、せつない。半刻で天から地、娘から大人の女に。でも、泣きたいんだよ〜。もっともだと共感してあげるいいお父さん。
お染と久松もたいがい傍迷惑なある意味DQNだなあ。

密かに応援している芝のぶちゃんがけっこうなおばはんになっていた。プロフィール写真が昔のシュッとした美人のままだから落差におののく。でも台詞も長くて見せ場だったと思う、下女およし。


怪談 乳房榎
映像(磯貝が獅童くん)で見たときは、な〜んかイマイチだった記憶が。
ナマで見ると、確かに迫力はありました。勘九郎の3役早替えとか本水使った滝の場面とか、楽しい。やっぱ勘九郎カッコイイな。正助みたいなコミカルな役も上手くて、好きだ。
ただ、話はラストがショボすぎて、ナンダコレ感。

登場時のお関(七之助)の衣装が春っぽくてステキ。藤色地につくしやれんげ文様。



●映画
3月のライオン 後編
おもしろかった。
いろいろ盛り込んでたな。
零ちゃん、川本家のピンチにすごく頑張ったけど、独りよがり。正しいことを言うときは相手を傷つけるという言葉を思い出した。まあ小気味いい気もしたけど、年収自慢。
伊勢谷のクズ親父、上手かった。
養父に着物を誂えてもらうところから石段を登っていくシーンはよかったなあ。しみじみ。
キャストは皆良くて、ストレスがなかった。


僕とカミンスキーの旅
冒頭のカミンスキーを紹介するドキュメンタリー風のシーンと、エンドロールがめちゃ楽しかった。
設定はおもしろいと思ったけど、中身はまあまあだった。
前述の冒頭とエンドロールと美術仕事で、充分楽しめたけど。



●展覧会
技を極める ヴァンクリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸
キラキラゴージャス光線を浴びて来ました。
展示ケース、方法が凝ってる。
ジュエリーと工芸の交ぜ具合が絶妙。どっちも好きだから、すんごい楽しかった。

卑弥呼山! ウルトラマンか何かのセットかと。



いつだって猫展
こちらも楽しかったー!
可愛かった。おもしろかった。



そろそろ力尽きて来たので、ドラマやエイトのことについては、また今度。


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