本日の更新&自堕落生活トーク

2003年07月01日(火) ドイツのことなど 1

 や、(1)とつけておいて、果たして(2)があるのか不明だったりもす
るのですが(笑)
 よほどの珍道中を想像しておいでなのか、何人かのかたに「ドイツ行きの
お話、楽しみにしてます」と云われたんですが。や、べつにふつーの旅行だっ
たですよ−−−たぶんね。自覚なしでお笑いをやっている可能性は高いです
けど(笑)
 まぁ、もしミュンヘンに出かけるということがありましたら、ちこっとは
お役にたつかという程度に読んでやってくださいね。


 ツアーではもちろんなかったので、山だのお城だの美術館だのには、トラ
ム(路面電車)や地下鉄や国鉄使って出かけました。そこいらは、一時ドイ
ツに留学しておった旦那がてきぱきと手配してくれたのですが、しかしさす
がに8年ものタイムラグがあると変化も大きいらしく、戸惑いもけっこうあっ
たようです。よく出かけた店がなくなっていたりとかね。
 ミュンヘン市内は、一日券というやつで回りました。これは地下鉄・バス・
路面電車が同行者5名まで乗り放題になるもので、実にお得です。16ユー
ロだったかな。一度自動改札にかちゃんと通して日付けをつけておけば、乗
り降りの際に見せる必要もありません。
 ミュンヘン郊外には、「バイエルンチケット」というのを使いました。こ
れは朝9時からなら、一定区画は同行者3人まで乗り降り自由、というチケッ
トで、今回は、ドイツで一番高い山(ツークシェピッツェ)や、ノイシュバ
ンシュタイン城、ヘレンキームゼー城に出かける時に購入しました。
 EUはたいていそうだと旦那が云うとりましたが、鉄道駅に改札が存在し
ないんですね。上記の「改札」も、切符に日付けを押すために「改札機」が
置いてあるだけのようで、なんなく素通りできるシロモノでした。その代わ
りに車内で車掌さんが時々チェックをするようです。もっとも、わたしたち
はトラムや地下鉄では一度も車掌さんには出会いませんでしたけど。
 これは、電車の本数と利用客によるようです(旦那談)日本のように、分
刻みでたくさんの列車が行き来する国では、車掌にいちいち客の相手をさせ
るようでは間に合わない、ということらしいです。

 ドイツでは法律で店の開店時間が決められているとかで、一番遅いスーパー
でも8時には閉まるようです。そのあとは、大きな駅に付属するキオスク(こ
れがけっこう優れもので、ちょっとしたコンビニのような感じ。よくお世話
になりました)しか買い物する場所はありません。
 カフェなんかも、7時くらいで閉まっちゃう。レストランや居酒屋は深夜
まで空いています。
 日曜日になると、開いているのはやはり、キオスクとカフェ、レストラン・
居酒屋くらい。買い物をするには不便な街です−−−いやでも、このやりか
たに慣れているひとたちには、とくに問題ないんでしょうね、きっと。彼等
なりの買い物方法というのが確率されてるんでしょうから。
 しかしわたしたち旅行客にとっては(そうしてミュンヘンは観光都市なの
で、街の中心地を歩き回っているのはたいていが旅行客らしいのです)、せ
めて水を買いたいと、町中をさすらう羽目になるのでした。
 物価は高いです。いろいろなものもお買得とは決していえないと思う。日
本にもあるものだったら、下手をすると日本で買ったほうが安い可能性があ
ります−−−まぁ輸入されていない種類があったり、「ドイツで買った」と
いう思い入れができるくらいですかね。実のところ、わたしはお土産は買い
ませんでしたです。
 食べ物はうまい、というか、素材の味がきちんとする感じ?じゃがいもは
最高です。ソーセージは、ミュンヘン独特という白いソーセージがあります。
ほかは炒めて食べるけれど、これは茹でるのね−−−さっぱりしていて、わ
たしは一番好きでした。
 料理はかなり塩がきつめです。少なくともわたしと旦那にはね。ホワイト
ソース系はそうでもなかったんだけど、ワイン煮込みなんかはビールが進み
すぎたくらいでした−−−もしかして、それが狙いなのかしら。夕食にはビ
アホールばかり行ってたからなー(笑)

 なにしろ暑かったです−−−なんでも異常気象だったらしいですねえ。
 空気は乾いているのですが、なにしろ陽射しが強く、うっかりノースリー
ブで歩いていた初日、腕をひりひりするほどの焼けてしまいました。その夜、
ホテルでせっせて乳液を擦り込んだことはいうまでもありません。
 わたしも旦那も、水分だけはせっせと取っていたのですが、周囲でも同じ
ように水分補給をしているのはどうやらアメリカ人のみ、ヨーロッパ系と思
しきひとたちは平気な顔なのです。
 暑い時期に暑いことは嬉しいのか、冷房がない列車でもそそくさと窓を閉
め、平気で座っている。しかも下手をするとスーツ姿だったりする。公園を
見れば、木の下ではなく、太陽照りつける芝生の上で、水着になって日焼け
を楽しんでいる。
 そういや、むかしまだペレストロイカ時代のソ連に出かけた時、やっぱり
公園を見ると、向こうのひとたちが大喜びで裸になって陽射しを浴びていたっ
けなー、と思い出しました。北欧でもそうだったな。あれはやっぱり、冬が
長い国の人々の特性なんでしょうかね。
 窓から外を眺めつつ、「やっぱりわたしら夫婦には夏のヨーロッパは無謀
だね...」としみじみした次第でございました。


 しかしなんといってもわたしがイラついたのは、ドイツではどうやら「パ
イレーツ・オヴ・カリビアン」の公開がないらしいということですよ!
 どんなに捜しても、映画情報誌自体がなかなか見つけられなかったのです
が、なんとか確認した3册のどこにも、カリブのカの字も載っていなかった
のです。「チャリエン」だの「ヒーロー」だの「マトリックス」だのはあっ
たけどな!
 ムービーショップも、捜したんですけど、ダメでした。DVDは本屋かお
もちゃ屋で併売しているようで、指輪のDVDも存在しました。
 こうなったらコミックショップに、と乗り込んでみても、あるのは日本の
コミックの翻訳版かアメコミの翻訳版ばかり−−−いやでも、ドイツ語版の
X−MEN2を買っちゃったけどね(笑)
 しかしだね。ジャンプ系はともかくとして、「ウテナ」はまだ許せるとし
て、なぜボーイズラヴものまで流れているのか。「絶愛」「KIZUNA」
を見つけた時には、しかもどうどうとウインドウに飾られてるのを見た時に
は、ちょっと狼狽いたしましたよ。や、いや今更だろうけどね...アジアには
いっぱい流れてるんだろうからさ...


 そうして、王子の絵姿が発見できずに思いあまったわたしが見つけたもの
は!!
 −−−というわけで、明日を御期待。あ、もちろん、困った王様のメルヘ
ンワールドについても書いてみたいと思います。まったく、ルードウィッヒ
ちゃんたらおちゃめだよね(笑)


 < 過去  INDEX  未来 >


いとうようこ