本日の更新&自堕落生活トーク

2002年09月02日(月) 決まる時には決まるもの

 *本日の更新*
  役者さんのお話がひとつ。またもや木氏が操縦の技を見せております。
  豆氏は単なる被害者です。

 北海道旅行の日程が決まったと思ったら、イタリア旅行のほうも決まりま
した。
 あんなにいろいろガタガタしたのに、決まる時はあっさり、しかも立続け
に決まるものですねえ。9日ほど、出かけることになりました。ツアーです
けど。旦那の両親一緒ですけど。
 イタリア初めてなんで、嬉しいです。就職してからは、めっきり一都市滞
在型ばかりで、一回の旅行であちこちの都市を回るような旅行もは久しぶり
なので、きっと慌ただしさにイライラするんだろうなぁ。
 大学生の頃は、祖母につれられて、けっこうツアーの大旅行に出かけてま
した。
 スペインとポルトガル。ガウディの建物ばかり印象に残ってる。
 ソ連だった頃のロシア。エルミタージュを2時間で回った−−−ツアーで
なけりゃ、あそこで一日すごしたいくらいだったな。
 北欧5カ国。白夜に慣れなくてなかなか眠れなかった。デンマークでナイ
フと食器を買ったのを憶えてます。
 オーストラリア。シドニーをひとりでぶらついて、迷子になりそうになっ
た。コアラをだっこして、カンガルーとボクシングなんかもした。
 ニュージーランド。ええ。もう10年以上前に行きました。もしかしてわ
たしが通ったあたりがロケに使われてたり−−−とロケ地の写真とか地図と
か見てみたけれど、さすがに憶えがなかったです(笑)きれいな国だった。ツ
チボタルなんかも見たな。
 わたしは写真を撮られるのも撮るのも嫌いなので、旅行の記録はみんな、
いろいろ書き込んだガイドブックと、あとはわたしの記憶のなかにだけ残っ
てます。
 くっきりした、時間の流れに沿った記録じゃなくていいの。何かの機会
に、ふっと頭のなかを過る光景、匂い、声、そんなものが好き。
 ガウディの建物の、奇妙な色と曲線。腹をたてながら昇ったボロトガルの
新大陸発見の像。エルミタージュの暗い廊下。スウェーデンの列車の暑さ。
オーストラリアで地図を覗いてあれこれと教えてくれた女性の声。ニュー
ジーランドで、息を殺して見上げつづけたツチボタルのいる洞窟の湿った匂
い。
 こういうものが好き。イタリアでも、こういう記憶が手に入るといいな。
あ、おいしいものもたくさん食べたいけれど(笑)


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いとうようこ