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2003年12月13日(土) 【インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア】耽美?

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最近DVDめっちゃ安くなって財布の紐緩みっぱなし。
うむむむむ、年末年始は旦でさえ物入りだというのにこのままではヤヴァイっっす!
といいつつ12日に発売されたばかりの『パイレーツ・オブ・カリビアン』にも惹かれつつ
『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のDVDを買ってきました。
だって1500円だったもーん(☆_☆)キラリン


【インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア】

この映画の醍醐味は何か?
まだいまいち売れていなかったブラピと、当時人気低迷気味だったトム・クルーズ
そして私の大本命クリスチャン・レーター!!!
あ、あとコケティッシュなアントニオ・バンデラスもなかなかの見物。
まぁようにかなりの豪華キャストであるというところが見もののひとつだわな。

この映画は衣装や装飾は見事だけど、内容はちょっと舌ったらずな雰囲気。
結局何がいいたいのかよく解らないというか、原作をはしょりすぎというか…
原作での耽美さが中途半端に表現されていていまいちぱっとしないというか…
アルマンとルイとの関係が闇に表現されすぎていていまいちピンとこないというか…
話が中途半端というか、しっくりこないというか、なにせシコリの残る映画です。
原作(「夜明けのヴァンパイア」)のほうが何倍も面白いので映画を見るならまず原作を!
まぁ原作ありきの映画ではしかたのないことかもしれないけど、
あまりにも映像での美しさを求めすぎていて、それぞれの複雑に絡み合った関係や
それぞれの心理、それに至るまでの経緯などがあまりにも希薄になってしまっている
というのが残念でたまらいっす。

でもねー、トム・クルーズのヴァンパイアメイクとレースひらひらビロード衣装は見もの。
クローディアのお人形さんっぷりと衣装!ビロード・シルク・レース・サテン…
バンデラスの男っぷりもすごく素敵なのでそれだけで見る価値があり!
と思ってる私はかなり(贔屓目)毒されているような気がするなぁ(苦笑)
ちなみにブラッド・ピットは………いっちゃってて怖いの(涙)
やっぱ私はこの人は現代映画で切れた役をしてくれてるほうが何百倍も好き。

しかし!!!私の欲するところはこんなことではないのだっっ!
エンドクレジットの一番最後に現れる
「In memory of river phoenix 1970-1993」
もうこれだけで感無量…(涙)
そう!この映画は亡きリバー・フェニックスに捧げられた映画なんです!
だから買ったの。(←馬鹿)

1993年10月31日突然の死。。。
彼が演じるはずだったインタビュアの役は
彼の友人であるクリスチャン・スレーターが演じ、
その出演料全額は彼が傾倒していた環境慈善事業に寄付されたという話。
だからこのエンドクレジットを見ると無性に悲しくなるのです(←病気)

この映画を見るときはエンドクレジットの最後まで見て!


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