2007年03月04日(日)


やっぱりひとりでいきていかなければいけないなあ
たしかなものなんて なにひとつない
ずっとそばにいてくれるひとなんて どこにもいない
ずっと居させてくれるばしょなんて どこにもない
とどまることができないのは
にんげんだからなのか
それとも わたしだから なのか
わたしが 留めないのか
わたしを 受け入れてくれないのか
どっちもなのか

わたしはそろそろ
じぶんのいばしょを じぶんで つくらなきゃいけないなあ
だれかがきてくれたら きっと拒まないだろうし
去っていくなら見送るだろう

だれからでもあいされる そんな人の近くにいると
わたしに そんな素質がないことは よくわかる

でも いまよりも あいをあたえられる人になりたい


ひとりで立っていられるだろうか どれくらい
名ばかりだった支えですら とても大きいかもしれないのに


いつも通る道ですら なんだか特別なような気がした
都会から遠く離れたこの街の空はすごく広い
整備されていない曲がりくねったコンクリートの道路
自転車と車が行き交う中を器用にあるいて街を渡る
あんなに広い夜空を 電線がぐるぐるまきにして
その上に星がひかって その下に月がかがやく
トタン屋根の角の家
きょうは月が大きかった
でも満月は明日だろう

明日はどんなふうに月を見るんだろう
夜道を歩く私の姿を 私は今から想う


  ... win.

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